2月27日、SOKKENスタジアムで行われた「2025球春みやざきベースボールゲームズ」オリックス対ロッテ・ジャイアンツ（韓国）は、4対1でオリックスが勝利した。

　オリックスは2回裏、ディアス選手、山中稜真選手の連打で無死1、3塁の好機をつくると、池田陵真選手の適時打で先制。さらに1死1、3塁から佐野皓大選手のゴロの間に2点目を挙げた。

　3回裏には麦谷祐介選手、大里昂生選手の連打と西野真弘選手の死球で無死満塁から、ディアス選手の犠飛で1点を追加。先発・山下舜平大投手は初回、2回表は安打を浴びたが、3回表を3者連続三振に抑えると、4回表も3者凡退とし、4回2安打1四球6奪三振無失点でマウンドを降りた。

　5回からは平野佳寿投手、山田修義投手がそれぞれ1イニングを3者凡退に抑える好リリーフを披露。7回表に東山玲士選手が3連打で1点を失ったが、最少失点で留めた。8回表を片山楽生投手が無失点でつなぐと、直後の8回裏、香月一也の二塁打、遠藤成選手、茶野篤政選手の四球で1死満塁の好機をつくり、代打・宜保翔選手の犠飛で1点を追加する。

　最終9回裏は、山崎颯一郎投手が登板。1死から二塁打を浴びるも、後続を連続三振に打ち取り、4対1で試合終了。「6番・指名打者」として出場した池田選手が先制の適時打を放つなど、8安打4得点で勝利を収めた。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ ００００００１００ １
オ ０２１００００１Ｘ ４

ロ バンズ-パク・ジュヌ‐パク・ジヌ‐ソン・ジェヨン‐ハン・ヒョニ
オ 山下舜平大-平野佳寿‐山田修義‐東山玲士‐片山楽生‐山崎颯一郎

文・西嶋葵