前田の反撃弾炸裂も…伊藤洋輝所属のバイエルンに先勝許す|セルティックFC

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【©CelticFC】

1-2で敗戦も前田のゴールで希望をつなぐ

2025年2月12日(水)

セルティック・パーク、グラスゴー

セルティック 1-2 バイエルン

(前田 79’)

UEFAチャンピオンズリーグ・ノックアウトフェーズ・プレーオフでバイエルンと対戦。ホーム&アウェイ方式で行われるこの重要な一戦、まずはセルティック・パークでのファーストレグに臨んだ。

セルティックは、前田のCL2試合出場停止処分に対する控訴が成功し、彼のバイエルン戦での出場が可能に。即座にスタメン入りを果たし、旗手とともに日本人コンビが欧州の大舞台に名を連ねた。

開始早々、セルティックがいきなり動く。バイエルンのキックスタートからボールを回収すると、キューンが左サイドに展開。そのまま中央へカットインすると、左足でノイアーの頭上を抜けるフィニッシュを決めた。夢のようなスタートを切ったかのように見えたが、オフサイドの位置でイダが関与していたと判定され、ゴールは取り消しに。

その後のセルティックはホームゲームながらも、バイエルンの高いプレスと組織的な守備に苦しみ、なかなかボールを保持することができず防戦一方の展開を強いられた。

相手の猛攻に耐えて前半をスコアレスで折り返すかに思われたが、アディショナルタイムにバイエルンがついに均衡を破る。オリーセがペナルティエリア内でDFを巧みにかわし、シュマイケルの横をすり抜ける強烈なシュートを突き刺し、バイエルンが先制点を奪った。

【©CelticFC】

1点ビハインドで迎えた後半、セルティックは反撃に出ようとするが、試合の流れは依然としてバイエルンに傾く。49分、キミッヒのコーナーキックがファーサイドへ流れると、フリーになっていたケインが左足で鋭いボレーシュートを叩き込み、リードを2点に広げた。

74分、セルティックが反撃の狼煙を上げる。コーナーキックのチャンスから、高く上がったボールをヤン・ヒョンジュンがボレーで折り返し、ゴール前へ送る。ボックス内にいた前田が素早く反応し、押し込んでゴールネットを揺らした。

前田のゴールでセルティックが1点差に詰め寄ったが、ここで試合終了。次戦のUEFAチャンピオンズリーグは、現地時間2月18日にバイエルンのホームで行われるセカンドレグ。セルティックは敵地での逆転を目指し、運命の一戦に挑む。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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