11月30日（土）、エスコンフィールドにて「F FES 2024」が開催されました。パーソル パ・リーグTVではその様子をVODで配信開始。イベントの注目シーンを動画と共に紹介します。

　今年の「F FES 2024」のテーマは「大航海の最終決戦」。松本剛選手率いる松本海賊団と、淺間大基選手率いる淺間海賊団に分かれ、世界にある「七つの海」にちなみ、7番勝負を繰り広げます。

　オープニングで松本剛選手が「今日はこれだけ多くの方に集まっていただきましたが、8割方松本海賊団側だと聞いているので、間違いなく全勝で。海賊王に俺はなる！」と意気込みを語ると、淺間選手は「今日はクルーのみんなが活躍して勝利に導いてくれると思います。松本剛に俺は勝つ！」と応戦。「大航海の最終決戦」が始まりました。

　最初のバトルは「帆を上げろ！海賊旗パズル対決」。巨大海賊旗パズルを、どちらがより早く完成できるか競います。ステージ上から指示を担当したのは、水谷瞬選手（松本海賊団）と田中正義投手（淺間海賊団）。松本海賊団は水谷選手に「ジェッシー、もっとちゃんとして！」「ジェッシー、指示悪いよ！」との声を浴びせながらも、後半に追い上げを見せます。果たして勝負の行方は？

　続いての「ヨーホー！歌ウマ王は俺だ！」では、両海賊団から歌唱力自慢のクルーが登場。デュエット対決に挑戦した田中瑛斗投手＆松本遼大投手（松本海賊団）は、WANDSの『世界が終るまでは…』を。上原健太投手＆万波中正選手（淺間海賊団）は尾崎豊の『I LOVE YOU』をしっとりと歌い上げました。

　そして、ソロ歌唱に挑戦したのは細川凌平選手（松本海賊団）。白のハットとスーツを身にまとい、矢沢永吉の『止まらないHa〜Ha』を熱唱！　堂々としたパフォーマンスで場内を沸かせます。淺間海賊団からは、昨年の「歌ウマ王決定戦」王者・福田俊投手が徳永英明の『レイニーブルー』を披露しました。思わず聞き入ってしまう美声をお聞きください。

「海賊団のチームワークを高めろ！脳内一致ゲーム」には両海賊団から4名ずつが参加。「カメラ映りを一番気にする選手といえば？」など、お題に対する回答が全員一致した数で勝負しました。「おにぎりの具といえば？」というお題では、実家が米農家の石井一成選手（淺間海賊団）ならではの回答も。

　昨年の「F FES 2023」で話題を一身に集めたグループ“清宮FRIENDS”が再びエスコンフィールドへ！　今年は、清宮FRIENDSのファンだと話す“オタマックス”（淺間選手の友だち？）と“オタミヤ”（田宮裕涼選手の友だち？）もステージに乱入し「わちゅごなダンス」を披露しました。

　4勝2敗と松本海賊団がリードした状態で迎えた最後のバトルは「海賊王はどっちだ！大航海レース」。二人三脚や宝箱運び、射的、大玉送りなどさまざまな競技に挑戦し、そのスピードを競いました。チームワークを発揮し、本当の意味で「大航海の最終決戦」となったこの対決を制したのはどちら？

　フィナーレでは、新庄剛志監督が来シーズンの開幕投手を発表しました。「金村（尚真）くんでいきたいと思います！」と話すと、場内は大きな歓声が。指名された金村投手はその旨を聞かされていなかったようで、「すごくびっくりしています」と驚いた様子を見せます。

　さらに新庄監督は、本拠地・エスコンフィールドでの開幕投手に伊藤大海投手を任命。開幕戦の4番は野村佑希選手に託すことを明かしました。野村選手は「4番の野村です。一度指名してもらいましたが結果を残せなかったので、来年は圧倒的な数字を残して日本一になります！」と語りました。

　そしてクローザーには、今シーズン飛躍を遂げた齋藤友貴哉投手と、田中正投手を指名。齋藤友投手が「抑えます！」と力強く拳を突き上げると、田中正投手も「友貴哉に負けないように抑えます！」と笑顔で右手を掲げました。

　最後は奈良間大己選手の「おつかれさまでーす！」の声が響きわたり、お決まりの一丁締めで「F FES 2024」は幕を閉じました。