【BOATRACE】香川素子が激戦制して今年初V SQM平和島代表は武井莉里佳に

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 ボートレース平和島のヴィーナスシリーズ第18戦(11月25日~30日開催)が終了。優勝戦は大激戦となった。

 4号艇の武井莉里佳が4カドから伸びてまくりを狙い、1号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部47歳)【冒頭の写真】が1コースからこれに応戦する展開に。2艇が競り合ってターンが外へ流れると、空いたブイ際に2号艇の豊田結、5号艇の大豆生田蒼、6号艇の高石梨菜が次々と差し込んできた。

 2マークは5号艇の大豆生田が先マイ。しかしバランスを崩して振り込み転覆。ここに2号艇の豊田が接触。大豆生田は妨害失格、豊田は落水失格となった。

 これで先頭争いは1号艇の香川と6号艇の高石に絞られ、2周1マークを先マイした香川に軍配。3連単1-6-3で1万3870円の44番人気決着となった。

 勝った香川は昨年12月のびわこ男女ダブル戦以来となる優勝で通算28V。平和島では2014年オールレディースに続く2回目の優勝となった。

 今年の香川は5月の宮島G2レディースオールスターの準優でFを切り、6カ月間のG1・G2選出除外となり、レディースチャンピオン、レディースチャレンジカップ、クイーンズクライマックスに出場できなくなる無念のシーズンに。また前期勝率5.89で3期ぶりのA2級降格も決まった。

 そんななか今節は2・1・1・1・3・2・3・1・1・1着のオール3連対と底力を見せて待望の今年初V。香川はこれで2016年から実に9年連続で優勝1回以上を記録したことになる。

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 なお来年2月に浜名湖で行われる新設PG1、スピードクイーンメモリアル(SQM)の選考期間は11月30日が最終日。平和島の選考タイムベスト5は以下のとおりとなった。

【SQM 平和島選考タイムベスト5】
1位 浜田亜理沙 1分47秒7 (2024年2月4日)
2位 守屋 美穂 1分48秒4 (2024年11月25日)
3位 武井莉里佳 1分48秒5 (2024年11月25日)
4位 浜田亜理沙 1分48秒7 (2024年2月6日)
4位 藤原 菜希 1分48秒7 (2024年2月5日)

 1位の浜田亜理沙は5場(平和島、蒲郡、津、尼崎、宮島)で選考タイム1位を記録しており、このなかで最も速いタイムを出した尼崎で代表権を持っているため平和島は選考対象外。2位の守屋美穂はG1選出除外により浜名湖SQMには出場できない。

 これにより平和島代表の座は3位の武井莉里佳(兵庫出身・兵庫支部24歳)【写真上】が手にした模様。武井は2021年6月デビューの128期生。浜名湖SQMでG1初出場を果たすことになりそうだ。

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