<国内男子ゴルフ>賞金レースは最終局面へ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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30人の頂上決戦・賞金レース決着へ「ゴルフ日本シリーズJTカップ」

11月28日ー12月1日 東京よみうりカントリークラブ(東京都)7002yard・par70 ▼ 30日・大会3日目

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賞金1位の平田 憲聖(ひらた・けんせい)と2位の金谷 拓実(かなや・たくみ)の差はわずか288万9657円。

1打でも無駄にできない僅差のレースで、金谷は3日目を2アンダーの「68」。

【©JGTOimages】

首位とは5打差、平田には6打リードの通算6アンダー、4位で今年最後の日を迎える。

この日も序盤から気合が入った。
グリーンを狙うショットで、しきりに声を上げながら、5つのバーディ。

最初の3番や、11、16番では4メートル前後のチャンスを逃さず、17番では2オン2パット。連続バーディとした。

アグレッシブに攻め続けた結果、3つボギーも叩いた。
「ミスも多かったんですけどその中で、自分が出来る最大限のプレーはできたんじゃないか」。

常にコースでは一心不乱。
ついに今年も残り1日となり、いよいよ決着を迎える日もそれは変わらない。

「明日だろうが、今までのラウンドと変わらない。ただ1打1打全力を尽くすだけ」。

賞金1位の平田は苦しんだ。
「自分の中ではいつも通りという感じなんですけど、一瞬の中で、ちょっとした普段と違う感情があって。なかなかいいショットやパットが打てない」と、2オーバーの「72」で、通算イーブンパーの13位に後退。

「ゼロ点です」と、自分に厳しくならざるをえない。

あくまでも現状の順位では、金谷の逆転賞金王が決まるが、仮定の話をいまいくら並べても、大きな意味をなさない。

「明日で1年終わるということで、最後いい形、自分で納得できる形で。それがどうであれ、いい1日にしたいな、と思います」。
激動の1年に、悔いは残さない。

【前を向こう©JGTOimages】

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