<国内男子ゴルフ>賞金レースは最終局面へ
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30人の頂上決戦・賞金レース決着へ「ゴルフ日本シリーズJTカップ」
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1打でも無駄にできない僅差のレースで、金谷は3日目を2アンダーの「68」。
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この日も序盤から気合が入った。
グリーンを狙うショットで、しきりに声を上げながら、5つのバーディ。
最初の3番や、11、16番では4メートル前後のチャンスを逃さず、17番では2オン2パット。連続バーディとした。
アグレッシブに攻め続けた結果、3つボギーも叩いた。
「ミスも多かったんですけどその中で、自分が出来る最大限のプレーはできたんじゃないか」。
常にコースでは一心不乱。
ついに今年も残り1日となり、いよいよ決着を迎える日もそれは変わらない。
「明日だろうが、今までのラウンドと変わらない。ただ1打1打全力を尽くすだけ」。
賞金1位の平田は苦しんだ。
「自分の中ではいつも通りという感じなんですけど、一瞬の中で、ちょっとした普段と違う感情があって。なかなかいいショットやパットが打てない」と、2オーバーの「72」で、通算イーブンパーの13位に後退。
「ゼロ点です」と、自分に厳しくならざるをえない。
あくまでも現状の順位では、金谷の逆転賞金王が決まるが、仮定の話をいまいくら並べても、大きな意味をなさない。
「明日で1年終わるということで、最後いい形、自分で納得できる形で。それがどうであれ、いい1日にしたいな、と思います」。
激動の1年に、悔いは残さない。
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