福岡ソフトバンクの投手陣をデータで見る
福岡ソフトバンクホークス・大津亮介投手 【写真:球団提供】
力押しからの脱却を図る先発陣
パ・リーグ 先発投手のストレート投球割合 【ⓒデータスタジアム】
投手別で見ても際立つストレートの減少
福岡ソフトバンク先発投手 ストレート投球割合 【ⓒデータスタジアム】
決め球としても使われる変化球の割合が増加
福岡ソフトバンク先発投手 球種別投球割合 【ⓒデータスタジアム】
より打者を打ち取りやすい球種の割合を増やす傾向に
福岡ソフトバンク先発投手 2024年に最も投球割合が増えた球種の成績 【ⓒデータスタジアム】
上記以外の球種でも、大津投手のワンシームや有原投手のチェンジアップ、モイネロ投手のスライダーなど、前年から割合が増えていた球種には同様の特徴が見られた。
アキレス腱だった先発陣がリーグ最高の成績に
福岡ソフトバンク 先発投手成績 【ⓒデータスタジアム】
先発とは対照的な攻めを見せるリリーフ陣
パ・リーグ 救援投手のストレート投球割合 【ⓒデータスタジアム】
リリーフ陣は威力抜群のストレートを持つ
福岡ソフトバンク救援投手 ストレート成績 【ⓒデータスタジアム】
ストレートの割合を増やすか、減らすかという結論こそ違いが見られたが、質の高い球種の割合を増やすというシンプルな考え方は先発陣、リリーフ陣で共通しているといえるだろう。今季はモイネロ投手、大津投手を先発で起用し、その穴を埋めるようにリリーフでは杉山投手や尾形崇斗投手が台頭した福岡ソフトバンク。来季もこの強固な投手陣を崩すのは容易ではなさそうだ。
※文章、表中の数字はすべて2024年レギュラーシーズン終了時点
文・データスタジアム
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