<国内男子ゴルフ>3度目の復活を目指す不死身の男・上井邦浩が風のゴルフで1差の3位
【©JGTOimages】
賞金レースと賞金シード争い「第43回 カシオワールドオープン」
11月21日ー24日 kochi黒潮カントリークラブ(高知県)7350yard・par72 ▼ 23日・大会3日目
※リンク先は外部サイトの場合があります
ベテランの上井邦浩(かみい・くにひろ)が、北風の3日目を、3アンダーの「69」でまとめて1差の3位タイに浮上した。
今季の獲得賞金は、まだ400万円ちょっとでランキングは95位。
本大会では、2位の成績を残した2012年に続く自身2度目の最終日最終組で、17年と、20ー21年シーズンに続く3度目の賞金シード復活と、プロ20年目の初Vを狙う。
42歳の上井は、今週水曜日のプロアマ戦で、腰痛を発症していた。
「疲労がたまりすぎたという感じ。ギックリじゃないですけど、張りが強くなり、動けなくなって、しゃがめなくなった」と、やむなく棄権を告げ、控え選手に代打を頼み、おそるおそる開幕を迎えていた。
ファイナルQT30位からの復活をにらんだ今季序盤には持病の首ヘルニアを再発し、レギュラーで1回、ABEMAツアーでは、2回の途中棄権も余儀なくされた。
「ゴルフの状態は悪くないけれど、体がついてこない」と苦笑しながらこの日3日目に奪った4バーディのうち、3つは特に北風が勢力を増した後半のバックナインで獲ったもの。
「前半は風が回って、距離が合わなかったり、ジャッジミスをしたり、イライラしていたんですけど、その中で我慢できたので。後半に繋がったんじゃないかなと」と、要因を話した。
「多少、飛距離は落ちているかもしれないですけど、体が痛くならないようなスイングをやっていて。それがよくなってきたのかな」。
向かい風で距離が残った最後18番は、直ドラショットで対応するなどベテランなりの工夫と経験を駆使して難条件を戦っている。
賞金シードが決着する本大会を95位で迎えた。
獲得賞金はまだ424万8000円で、トップ5フィニッシュなら来季シードの上位65人にどうかというところだが、会場には完全無欲で入ってきたという。
「400万円くらいしか稼げてないのにシードを狙いますって。そんなえらそうなことを思って来れないでしょう。自分に期待をしていないので」と、笑うが、本大会は推薦をいただいた今年を含めて15回目の出場で、自己ベストの2位に入った2012年以来となる、大会2度目の最終日最終組に入れば、気持ちはどうか。
「みんなが思っているほど何も思っていないです。全然意識もしていないですし」とは言ったが、「もともと好きなコースなんで。結果が出せたらもっと好きになると思う」と、ニヤリとした。
2008年の初シード入りから、度重なる怪我や骨折で、2度の陥落を味わいながら、そのたびにしぶとく復活してきた不死身の男だ。
プロ20年目の初Vで、3年ぶり11回目の返り咲きを決めたい。
今季の獲得賞金は、まだ400万円ちょっとでランキングは95位。
本大会では、2位の成績を残した2012年に続く自身2度目の最終日最終組で、17年と、20ー21年シーズンに続く3度目の賞金シード復活と、プロ20年目の初Vを狙う。
42歳の上井は、今週水曜日のプロアマ戦で、腰痛を発症していた。
「疲労がたまりすぎたという感じ。ギックリじゃないですけど、張りが強くなり、動けなくなって、しゃがめなくなった」と、やむなく棄権を告げ、控え選手に代打を頼み、おそるおそる開幕を迎えていた。
ファイナルQT30位からの復活をにらんだ今季序盤には持病の首ヘルニアを再発し、レギュラーで1回、ABEMAツアーでは、2回の途中棄権も余儀なくされた。
「ゴルフの状態は悪くないけれど、体がついてこない」と苦笑しながらこの日3日目に奪った4バーディのうち、3つは特に北風が勢力を増した後半のバックナインで獲ったもの。
「前半は風が回って、距離が合わなかったり、ジャッジミスをしたり、イライラしていたんですけど、その中で我慢できたので。後半に繋がったんじゃないかなと」と、要因を話した。
「多少、飛距離は落ちているかもしれないですけど、体が痛くならないようなスイングをやっていて。それがよくなってきたのかな」。
向かい風で距離が残った最後18番は、直ドラショットで対応するなどベテランなりの工夫と経験を駆使して難条件を戦っている。
賞金シードが決着する本大会を95位で迎えた。
獲得賞金はまだ424万8000円で、トップ5フィニッシュなら来季シードの上位65人にどうかというところだが、会場には完全無欲で入ってきたという。
「400万円くらいしか稼げてないのにシードを狙いますって。そんなえらそうなことを思って来れないでしょう。自分に期待をしていないので」と、笑うが、本大会は推薦をいただいた今年を含めて15回目の出場で、自己ベストの2位に入った2012年以来となる、大会2度目の最終日最終組に入れば、気持ちはどうか。
「みんなが思っているほど何も思っていないです。全然意識もしていないですし」とは言ったが、「もともと好きなコースなんで。結果が出せたらもっと好きになると思う」と、ニヤリとした。
2008年の初シード入りから、度重なる怪我や骨折で、2度の陥落を味わいながら、そのたびにしぶとく復活してきた不死身の男だ。
プロ20年目の初Vで、3年ぶり11回目の返り咲きを決めたい。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ