プレミアリーグ第7節、アストン・ヴィラはマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、0-0のスコアレスドローに終わった。

ヴィラはこの試合前まで、ユナイテッドとの過去26試合でわずか2勝、さらにヴィラ・パークでの過去25回の対戦で1勝しか挙げておらず、その唯一の勝利はウナイ・エメリ監督の初陣だった。

ヴィラはマティ・キャッシュ、ロス・バークリー、レオン・ベイリーをスタメンに起用し、エメリ監督は水曜日のUEFAチャンピオンズリーグでのバイエルン・ミュンヘン戦から3人を入れ替えた。ジエゴ・カルロスはベンチ入りし、アマドゥ・オナナとジェイコブ・ラムジーは負傷でメンバー外となった。

ヴィラは今シーズン、2008/09シーズン以来の好スタートを切り、開幕6試合で13ポイントを獲得してこの試合に臨んだ。

試合序盤、ユナイテッドが先に攻撃を仕掛け、ヴィラのキャプテンであるマルティネスがラッシュフォードの強烈なシュートを見事にセーブ。続いてモーガン・ロジャースがサイドネットをかすめるシュートを放ったが、得点には至らなかった。さらに不運にもエズリ・コンサが12分で負傷し、代わりにカルロスが投入された。

ジェイデン・フィロジーンが長距離からシュートを放つも枠を外し、得点チャンスはなかなか訪れず、前半はスコアレスで終了した。

後半も前半同様の展開が続き、マルティネスがラッシュフォードの強烈なシュートを指先で弾き出した。56分にはユナイテッドのアンドレ・オナナがユーリ・ティーレマンスのシュートをセーブし、続いてオリー・ワトキンスがシュートを放つも、こちらもクロスバーを越えてしまった。

エメリ監督は60分過ぎにジョン・デュランを投入したが、68分にはフェルナンデスの20メートルほどのFKがクロスバーを直撃。ユナイテッドに得点のチャンスが訪れたものの、ゴールには至らなかった。

試合終了間際まで両チームは勝利を目指して攻め続け、アディショナルタイムではフィロジーンのシュートがダロトにブロックされ、試合は引き分けに終わった。