【BOATRACE】石渡鉄兵、渡邉雄朗と内枠2人が完調の仕上がり! 大江戸賞優勝戦

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE 】

 ボートレース江戸川は19日に「第46回大江戸賞」(優勝賞金168万円)の5日目の開催が行われた。16日の台風による順延もあって長丁場となった今開催も、セミファイナルの準優2戦が終了した。

 準優11Rは1コースから渡邉雄朗(千葉出身・東京支部38歳)【写真下】が逃げ切り勝ち。2着は差した福来剛。3着は中野次郎が先行していたが、3周1マークでは渡辺豊が内から並んで逆転。ただ、その前のクロスプレーで、渡辺豊には不良航法の裁定が下り賞典除外。優出の権利を得たのは4着の中野となった。3連単は1-2-6で3250円。10番人気での決着。

【(C)BOATRACE 】

 準優12Rは、全艇が0台に突入する鋭いスタート合戦。1コースの石渡鉄兵(千葉出身・東京支部49歳)【冒頭の写真】もコンマ03の鋭発。外を寄せつけない逃走劇を披露した。2着はまくり差した前沢丈史。3着は2マークのもつれを突いて差した久永祥平となった。3連単は1-4-5で1780円の8番人気。

 優勝戦のメンバーは準優2戦の結果、以下のとおりとなった。

<江戸川 最終日 12R 優勝戦>
1枠 石渡 鉄兵 (千葉・東京)
2枠 渡邉 雄朗 (千葉・東京)
3枠 福来  剛 (東京・東京)
4枠 前沢 丈史 (茨城・東京)
5枠 久永 祥平 (神奈川・東京)
6枠 中野 次郎 (東京・東京)
※()内は出身・支部の順

 石渡鉄兵の仕上がりはほぼ完調と言えるレベル。「内寄りの回り足が上がる感じにしたが、狙いどおり求めている足になっている。出足、回り足が良くてスリットから先も悪くない。前回(エース23号機で優出4着)より、調整はうまくいっている」とモーターの仕上がりを分析。スタートの切れ味も素晴らしく、3回目の大江戸賞制覇は目前といった状況だ。

 石渡鉄に待ったをかければ渡邉雄朗か。準優での仕上がりは「スリット近辺から伸び足がすごい。きのうからは何もしてないけれど、整備が当たってきていると思います。グリップしているし、いつもどおりにいい仕上がり。これなら石渡さんとも一騎打ちができそう」と話し、本人も納得のレベルになってきているようだ。今年の渡邉は2コースからの2連対率が66%と高く、石渡鉄に何かワンミスがあれば追い潮水面でもあるだけに差し切りの可能性はある。

【(C)BOATRACE】

 前沢丈史(茨城出身・東京支部38歳)【写真上】も足の状態はかなりいい。「準優も良かったと思います。何もやっていないけど、きのうより1マークの返ってくる感じとかも良かった。伸びはいいモーターだと思いうし、乗り心地もいい部類ですよ」と、笑顔も交えてのインタビューだった。フライングを1本抱えているためスタートは課題となるが、良質・好タイミングの仕掛けが決まれば、石渡鉄に競りかけることも可能だろう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント