【ラグビー/NTTリーグワン】「楽しみながら、怖がらずに戦うこと」。 優勝請負人、リッチー・モウンガの矜持<東芝ブレイブルーパス東京>

東芝ブレイブルーパス東京 リッチー・モウンガ選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】

東芝ブレイブルーパス東京(以下、BL東京)は5月26日、プレーオフトーナメント決勝で埼玉パナソニックワイルドナイツ(以下、埼玉WK)と、国立競技場で対戦する。

両チームはレギュラーシーズンでは3月9日の第9節で対戦し、埼玉WKが36対24で勝利を収めている。

運命の決勝を前にしても、リッチー・モウンガは落ち着いていた。今季のBL東京を躍進させた世界最高峰の司令塔は、22日の練習後の取材に穏やかな笑みを浮かべながら対応した。

「このチームに関わっているみんなにとって本当にワクワクする状態です。自分たちにチャンスがあることに感謝しています」

リーグワンで3季連続プレーオフトーナメント決勝進出の埼玉WKに対し、BL東京はジャパンラグビー トップリーグ時代の2015-2016シーズン以来8季ぶりの決勝進出となる。ニュージーランド代表56キャップを誇るリッチー・モウンガは、埼玉WKについて「しっかりコーチングされていて(チームとしての方向性が定まっていて)、決勝戦の経験も豊富で、勝負を決める“Xファクター”もいます。本当に素晴らしいチームです」と敬意を示す。

ただ、リッチー・モウンガはBL東京のチームメートに自信を持っている。

「選手たちは毎週成長しています。佐々木剛は素晴らしい活躍を見せていますし、ワーナー・ディアンズや原田衛もリーダーとして頑張っています。杉山優平はスキルを向上させています。桑山淳生は毎試合どんどん良くなっています。自信を持っている状態でパフォーマンスできているのが素晴らしいです」

ラグビーワールドカップに2大会連続で出場し、スーパーラグビー・パシフィックではクルセイダーズの7連覇に貢献と、数々の大舞台を経験してきたリッチー・モウンガは、BL東京が決勝で勝つために必要なことを問われるとキッパリとこう答えた。

「決勝のプレッシャーがあることは当然分かっていますが、自分たちが楽しみながら、怖がらずに戦うことです。後悔のない状態で試合を終えたいと思います」

(安実剛士)
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ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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