壮行会は早慶の第一応援歌で幕を開けた。両校応援部、應援指導部によって『紺碧の空』『若き血』が披露されると、選手たちも手拍子で盛り上げた。チアリーダーズ演技『がむしゃら行進曲』では、応援部チアリーダーズがラグビー要素を取り入れた演技を披露。ラグビーのボードを使い、ポンポンで「100」「TRY」を表現した。選手と観客もスタンツが決まるたび、拍手で労った。続く「慶應義塾大学チャンスパターンメドレー」「早稲田必勝応援曲メドレー」では、両校の応援曲で盛り上がる。慶大のメドレーの後、早大は伊藤大祐主将(スポ4=神奈川・桐蔭学園)を先頭に第一部歌『北風』を斉唱した。続いて、応援部員が学生注目を叫ぶ。「早稲田らしい愚直なラグビーで必ず慶應に勝ってくれると信じている」と想いを乗せ、メドレーがスタート。定番の応援曲『大進撃』『スパークリングマーチ』『雷轟』を経て、『コンバットマーチ』で締めた。メドレー終了後は、伊藤主将が挨拶。「死ぬ気で勝ちにいく」と観客の前で早慶戦での勝利を誓った。壮行会の最後は校歌1番を斉唱。応援部員が指揮する中、選手たちは胸に手を置き、早大としての威信を高めた。