首位ジローナ5連勝、エル・グラン・デルビーはドロー:ラリーガ・ニュース
先週末に行われたラリーガ EA SPORTS 第13節では、9試合を戦った全18チームがゴールを記録した。11月29日(水)に延期されたマジョルカ対カディス戦でも両チームがゴールを挙げれば、16チームで構成されていた1960/61シーズン以来の快挙となる。
快進撃を続けるジローナが首位の座を堅守した。11月11日に行われたラージョ・バジェカーノとのアウェー戦では開始早々に先制ゴールを奪われながら、アルテム・ドフビクとサビオのゴールで逆転に成功。ミチェル監督にとって古巣との特別な一戦を2―1で制し、5連勝目を挙げている。
レアル・マドリーのロドリゴ・ゴエスとビニシウス・ジュニオール揃ってゴールを連発した。11月8日に行われたチャンピオンズリーグのブラガ戦では共に1ゴールずつを挙げ、3―0の勝利に貢献。さらに11日のバレンシア戦では共に2ゴールずつを記録し、5―1で大勝する原動力となっている。
9月23日のセルタ戦を最後にゴールから遠ざかっていたバルセロナのロベルト・レバンドフスキが久々にゴールネットを揺らした。11月12日のアラベス戦は開始18秒で先制される苦しい展開となったが、53分にレバンドフスキの見事なヘディングシュートで同点に。さらに78分にはフェラン・トーレスが獲得したPKをレバンドフスキが冷静に沈め、逆転勝利の立役者となった。
11月12日に行われたセビージャとベティスによる「エル・グラン・デルビー(偉大なるダービー)」は1―1のドローに終わった。試合の主導権を握ったのはアウェーのベティス。72分にアヨセ・ペレスのゴールで均衡を破り、2018年以来となる敵地でのダービー勝利を手繰り寄せたかに思われたが、79分に強烈なミドルシュートを突き刺したイバン・ラキティッチのゴールがセビージャを敗戦から救うことになった。
アントワーヌ・グリーズマンが異次元のプレーを見せ続けている。長年に渡りアトレティコ・デ・マドリーのリーダーとして活躍してきたが、ここ1、2シーズンは過去最高と言えるプレーレベルに達している。11月12日のビジャレアル戦でもアクセル・ウィツェルの同点ゴールをアシストした後、自ら決勝点を挙げて3―1の逆転勝利に貢献。文句なしのMVPに選出されている。
ビジャレアルが今季2度目の監督交代を決断した。11月10日、クラブは今季途中に就任したホセ・ロホ・マルティン “パチェタ” 監督の解任を発表。12日のアトレティコ・デ・マドリー戦はミゲル・アンヘル・テナ・フットボールディレクターが暫定的に指揮を執り、13日には2016年以来の復帰となるマルセリーノ・ガルシア・トラル新監督の就任を発表している。
レアル・マドリーが着々と主力選手との契約更新を進めている。10月31日にビニシウス・ジュニオール、11月2日にロドリゴ・ゴエスとの契約延長を発表したのに続いて、同7日にはエドゥアルド・カマビンガ、9日にはフェデ・バルベルデと、共に2029年6月までの契約延長を発表している。
アトレティコ・デ・マドリーは11月9日、ディエゴ・シメオネ監督との契約更新を発表した。2011年12月の就任から異例の長期政権を築いてきた指揮官は、新たに2027年6月までクラブとの契約を延長している。
先週行われたチャンピオンズリーグのグループステージ第4節にて、レアル・マドリーとレアル・ソシエダが早くも決勝トーナメント進出を決めた。他のラリーガ EA SPORTS 勢ではアトレティコ・デ・マドリーとバルセロナがグループの首位をキープ。セビージャはグループ最下位ながら、2位とは勝ち点3差で逆転の可能性を残している。
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