プレミアリーグ屈指の試合展開!チェルシーと4-4の引き分け|マンチェスター・シティ
スピード溢れる試合で両チーム合計8ゴールが生まれる壮絶な展開に
試合が動いたのは25分。ペナルティーエリアに入ってきたハーランドを、マークしていたククレジャが倒したとして、シティがPKを獲得。このチャンスを背番号9のエースが成功させ、ビッグマッチでの先制ゴールに成功する。
しかしここからはチェルシーのペース。29分にコーナーキックからチアゴ・シウバに同点ゴールを許すと、37分には元シティのスターリングがゴールを決め、スコアをひっくり返されてしまった。
それでも前半アディショナルタイムに、ショートコーナーからアカンジがヘディングシュートを決め、スピード感溢れる前半を2-2で折り返した。
そして後半開始から僅か2分、クリアボールからカウンターに攻撃を繋げると、右サイドのフリアン・アルバレスの折り返したボールにハーランドが体を投げ出してこの日2点目を記録。値千金の逆転弾をチームにもたらした。
刺激的な展開はまだ続く。67分、バイタルエリアが空いた一瞬の隙を突いたチェルシーのギャラガーがミドルシュート。強烈な一撃を守護神エデルソンがブロックするも、こぼれ球をニコラス・ジャクソンに押し込まれ、試合は再び振り出しに戻される。
86分にロドリが強烈なミドルシュートを突き刺し、4-3とシティが再びリードする中、まだドラマが待っていた。時間はアディショナルタイム、投入されたばかりのチェルシーのブロヤがペナルティーエリア内でディアスに倒され、PKを獲得。キッカーを担当したのは、 昨季までシティに在籍していたパルマーだった。
パルマーの左足から放たれたシュートがゴール左上に突き刺さり、4-4という滅多にないスコアが電光掲示板に表示された。眼を離すことのできないシーソーゲームは勝ち点を分け合うドローで着地。代表ウィークを挟み、マンチェスター・シティは11月25日にリヴァプールと首位攻防戦を控えている。
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