久保は途中出場、レアル・ソシエダはロスタイムのゴールでアルメリアを下す
セットプレーからの3発で勝利を手繰り寄せる
中2日の過密日程の中、イマノル監督は先発メンバーを4人入れ替えてピッチへと送り込んだ。かつて得点を量産したホームで先発を果たしたサディクは序盤から積極的にゴールへと向かう。12分左足のシュートはポストへ。ラ・レアルのポゼッションは60%を超え、試合をコントロールするが、枠内へのシュートが打てないまま時間が過ぎていく。
決定機を作り出せない中、36分にはこの日ベンチスタートとなった久保、メリーノへのウォーミングアップの指示が出る。前半終了間際、この日一番の見せ場が訪れた。サディクがPA外から強烈なミドルシュートを放つが、これはGKに防がれる。スコアレスで後半へ折り返した。
76分、ホームのアルメリアが意地を見せる。ラ・レアルのミスを見逃さず、高い位置でボールを奪取。一度はレミロに弾かれるが、こぼれ球を押し込み1-1の同点。今季何度も経験した終盤の同点弾。だが今日のラ・レアルはアディショナルタイムに意地を見せる。90分のアルメリアのハンドで得たPKをC・フェルナンデスが決め再びリード、さらに95分には久保のコーナーキックをアリツが再び角度を変え、ファーサイドのスビメンディが豪快なヘッド。スコアを1-3とする。
10分あったアディショナルタイムを乗り切り、敵地で勝ち点3を獲得したラ・レアル。3試合ぶりにラ・リーガでの勝利を取り戻し、国際Aマッチデーでの中断期間を迎えた。次戦は11月26日、ホームにセビージャを迎える。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ