マンチェスター・シティは、チェルシーからマテオ・コバチッチを4年契約で獲得しました。29歳の彼は、チェルシーで5シーズンにわたり221試合に出場し、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、FIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップなどを制覇。2019/20シーズンにはクラブの年間最優秀選手賞も受賞しました。

　また、彼はこれまでにクロアチア代表で95試合に出場し、2018年のワールドカップで決勝に進出し、昨年のカタール大会では3位になるなど、国の代表チームで重要な役割を果たしてきました。

　コバチッチは、ペップ・グアルディオラ監督の指導のもとでさらなる成長を続けることができると述べ、世界最高のチームに加わることを嬉しく思っていると語っています。

「これは私にとって素晴らしい移籍です。シティで始めるのが待ちきれません。ペップの指揮下でこのチームを見たことがある人ならば、彼らがどれほど素晴らしいかわかっているでしょう。彼らは私にとって世界最高です。このチームに加わることは、どんなサッカー選手にとっても夢なんです」

「まだたくさん学び、成長する必要がありますが、ペップの指導の下でより良い選手になることができると確信しています。本当にワクワクしていますよ」

「これからは数週間休息をとってからマンチェスターに戻り、新シーズンの準備をします。私はこのクラブがトップの座を守り続け、さらに多くのトロフィーを獲得するのを手助けできたらと思います」

　サッカー部門のディレクター、チキ・ベギリスタインは次のように付け加えました。「マテオは優れたサッカー選手です。彼は6番または8番としてプレーできるだけでなく、トップクラブでの豊富な経験があり、プレミアリーグを理解しています。ミッドフィールダーに求められる戦術的、技術的な資質を持っています」

「私たちは彼を長い間モニタリングしており、彼を見るたびに感銘を受けました。彼がここにいることを大変うれしく思います。彼はこのクラブにとって素晴らしい補強であり、ペップと私たちのスタッフ全員が彼の活躍を楽しみにしています」

　マンチェスター・シティのメンバー一同は、マテオを歓迎し彼の成功を祈っています。