【日本選手権】第4日ハイライト/男子110mハードル泉谷駿介が今季世界リスト2位の13秒04で日本記録を更新!男子100mは坂井隆一郎が初優勝を果たす
男子110mハードルでは、13秒06の日本記録保持者・泉谷駿介(住友電工)が今大会最大級の歓声を巻き起こすパフォーマンスを見せました。序盤は泉谷と同様にブダペスト世界選手権の参加標準記録(13秒25)を突破済みの高山峻野(ゼンリン)と競り合う展開になりましたが、中盤から徐々に抜け出します。そして、3連覇のフィニッシュラインを駆け抜けると、速報タイマーは「13秒05」で止まりました。正式タイムは「13秒04」(-0.9)。2年前の日本選手権で作った自身の記録を0.02秒塗り替える日本新、今季世界リスト2位という大記録で、文句なしの3大会連続世界選手権代表内定を決めました。
同時開催のU20日本選手権は13種目で決勝が行われ、男子砲丸投は最終投てきでU20日本歴代4位の18m34をマークした渡辺豹冴(新潟医療福祉大)が劇的な逆転優勝を飾りました。男子110mハードル(U20規格)では山中恭介(市立船橋高・千葉)が13秒54(+0.1)の好タイムで快勝。女子200mは杉本心結(市立船橋高・千葉)が高2歴代10位の23秒96(-0.5)で、日本選手権100m3位の藏重みう(甲南大)を同タイム着差ありで抑える殊勲の優勝を飾りました。
文:月刊陸上競技編集部
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