【千葉J vs琉球】小細工なしの真っ向勝負! 前人未到の三冠か、悲願の初優勝か

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■千葉ジェッツvs琉球ゴールデンキングス(@横浜アリーナ)

GAME1:5月27日12時 GAME2:5月28日13時10分 GAME3:5月30日19時5分 ※2戦先勝方式

 史上初の三冠か、待望の初優勝か――。横浜アリーナでの「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2022-23」へ駒を進めたのは、千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスだ。

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」では東地区を制した千葉Jが全体1位、西地区6連覇を達成した琉球が全体2位での出場。両者は「第98回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会」のファイナリストでもあり、2022-23シーズンのベストチームが勝ち上がってきたと言えるだろう。

 千葉Jは4度目となる決勝の舞台。琉球の強みであるフィジカルと高さにも対抗できる戦力をそろえ、前人未到の天皇杯と地区優勝、そしてリーグ制覇の三冠へ視界は良好だ。

 リーグ優勝と天皇杯を獲得している千葉Jに対し、Bリーグ発足後の琉球は未だ日本一に届いていない。昨シーズンのファイナルは2連敗で準優勝。今シーズンの天皇杯決勝でも千葉Jに敗れているため、並々ならぬ思いで2年連続の大舞台に挑む。そのため、千葉Jが偉業を達成するには、心のすきをなくし、相手よりも強い意志を示すことが重要になる。

 琉球が最も警戒しなければならないのは、千葉Jの3ポイントシュートだ。選手全員が迷わず射抜いてくる長距離砲は、チャンピオンシップの直近5試合で計72本記録しており、成功率も40.2パーセントを誇る。琉球としては「3失点よりも2失点」という意識で守り、攻撃ではクラッチタイムでの岸本隆一、今村佳太の勝負強さが問われるだろう。

 頂点をかけた最後の戦いは、小細工なしの真っ向勝負。“あと2勝”をつかむために、ココロを、想いを、持てるものすべてをぶつける。

文=小沼克年

■ロスター

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
米山ジャバ偉生

・琉球(HC:桶谷大)
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利
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