【千葉JvsA東京】優勝経験のある両者が激突…互いのディフェンス力が勝敗を左右

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■千葉ジェッツvsアルバルク東京(@船橋アリーナ)

GAME1:5月20日17時5分 GAME2:5月21日19時5分 GAME3:5月22日19時5分 ※2戦先勝方式

 2021-22シーズンはそろってクォーターファイナルで姿を消した両者が、苦しんだ末に「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」セミファイナルの切符をつかんだ。

 チャンピオンシップの歴史を振り返ると、千葉ジェッツとアルバルク東京は2017-18シーズンから2年連続で対戦。どちらも一発勝負のファイナルで激突し、A東京が大一番を制してチャンピオンに輝いたが、千葉Jも2020-21シーズンに初優勝を成し遂げた。優勝の味を知る者同士が激突する舞台は船橋アリーナ。今シーズン最後の東地区頂上決戦をものにするのは、果たしてどちらの“赤”か。

 クォーターファイナルではともにGAME1を落としたが、GAME2からの2連勝で勝ち上がった。ただ、A東京はGAME1でライアン・ロシターが負傷し、以降の試合を欠場。島根スサノオマジック戦ではGAME2で33得点を挙げたセバスチャン・サイズを中心に彼の不在をカバーしたが、今回も欠場となれば引き続きインサイドで苦戦を強いられるだろう。そのため、守備ではザック・バランスキーと平岩玄、攻撃では小酒部泰暉の3ポイントシュート精度がカギになりそうだ。

 千葉Jは広島ドラゴンフライズとのGAME2、GAME3では95得点オーバーの攻撃力を発揮。A東京相手にも高いオフェンス力を示すには、やはり堅守からリズムをつかむことが必要だ。レギュラーシーズンでの1試合平均失点ではA東京が71点でトップだが、千葉Jも74.8点と高い守備力を誇る。豊富な選手層を活かし、安藤周人とサイズには試合を通して激しくプレッシャーを掛け続けたい。

文=小沼克年

■ロスター

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
高橋克実 ※特別指定
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス
米山ジャバ偉生

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉
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