【川崎vs横浜BC】総合力が試される両者…史上最も熱い“神奈川ダービー”の行方やいかに

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■川崎ブレイブサンダースvs横浜ビー・コルセアーズ(@川崎市とどろきアリーナ)

GAME1:5月13日16時5分 GAME2:5月14日16時5分 GAME3:5月15日19時5分 ※2戦先勝方式

 史上最も白熱した“神奈川ダービー”となりそうだ。川崎市とどろきアリーナを舞台に行われる「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」のクォーターファイナルは、中地区の1位と2位が激突。互いにケガ人を抱え、コンディションに気になる選手がいるものの、ここまでくれば総合力が試される。川崎ブレイブサンダースがホーム、横浜ビー・コルセアーズがアウェーという形となるが、観客席がどんな色に染まるかも見ものだ。

 川崎は2年連続でホーム開催権を手にした。昨シーズンを戦ったメンバーの大半が残留し、新加入の納見悠仁もシーズン終盤に調子を上げてきた印象だ。オフェンスの起点は藤井祐眞、ニック・ファジーカスとなるが、コンボガードの納見、シューターを担う前田悟といった若手も得点面で存在感を示したい。負傷したマイケル・ヤングジュニアの欠場が濃厚なため、守備では鎌田裕也、熊谷尚也の働きがカギになりそうだ。

“海進撃”を見せた横浜BCは、目標に掲げた初のチャンピオンシップ出場を決めた。ただ、捉え方を変えれば、リーグ制覇を目指す川崎に対し、横浜BCは目標を達成したことになる。レギュラーシーズンも5連敗で終えたため、まずはキャプテンの森井健太を中心にもう一度緊張感を高めて初戦を迎えなければならない。

 戦い方としては、これまでと同様、いかにアグレッシブな守備からリバウンドを拾い、そこから速い展開に持ち込めるか。パトリック・アウダなどのインサイド陣には、ウィークポイントであるフリースローを決めきる勝負強さも重要となるだろう。

文=小沼克年

■ロスター

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
マイケル・ヤングジュニア
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
納見悠仁
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
ジョーダン・ヒース

・横浜BC(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
河村勇輝
赤穂雷太
森川正明
チャールズ・ジャクソン
大庭岳輝
デビン・オリバー
森井健太
キング開
松崎裕樹
須藤昂矢
エドワード・モリス
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