【A東京vs名古屋D】CS進出チーム同士の対決…A東京は連敗を止めたい、名古屋Dは順位決定の一戦へ

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■アルバルク東京vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@国立代々木競技場 第一体育館)

GAME1:5月6日17時5分 GAME2:5月7日15時5分

 東地区2位のアルバルク東京は前節、同1位の千葉ジェッツに2連敗。GAME1からガード陣が相手の堅守に阻まるなど、ミスが目立って75-89で敗れると、GAME2も66-94で完敗した。前半だけで31点差をつけられ、3ポイントシュートも32本中14本を被弾。今シーズン最多失点を記録し、第2クォーターで下がったジャスティン・コブスのコンディションも心配される。

 A東京は「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」に向けて、今節で連敗を止めたい。レギュラーシーズン最終戦で迎え撃つ名古屋ダイヤモンドドルフィンズも、ディフェンスと攻撃力の鋭さはB1屈指。その起点となる齋藤拓実を封じるには、安藤周人や小酒部泰暉の力が必要になりそうだ。さらに、コブスの状態によっては、笹倉怜寿や岡本飛竜の出番が増える可能性もあるだろう。

 対する名古屋Dは前節、京都ハンナリーズと対戦してGAME1に80-64で快勝すると、GAME2も77-58で抑え込んだ。伊藤達哉や坂本聖芽などの好守をはじめ、強度の高いチームディフェンスが奏功し、ベンチスタートの齋藤がGAME1で10アシスト、GAME2で17得点とチームをけん引。チャンピオンシップの進出順位が決まる今節に向けて、弾みのつく戦いぶりだった。

 名古屋Dはワイルドカード1位につけるが、同2位の広島ドライゴンフライズとは0.5ゲーム差。A東京戦で勝ち星を積み上げて、チャンピオンシップへ挑みたい。そのためにも、前節2戦合計で37個を犯したターンオーバーをどれだけ減らせるか。さらにコティ・クラークの欠場が続けば、アラン・ウィリアムズとスコット・エサトンの奮起や、ベテランの中務敏宏の3ポイントシュートで、その穴をカバーしたい。

文=大橋裕之

■ロスター

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴※インジュアリーリスト
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
モリス・ンドゥール※インジュアリーリスト
菊池真人
今西優斗 ※ユース育成特別枠
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
アラン・ウィリアムズ
中務敏宏
スコット・エサトン
坂本聖芽
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