【信州vs三河】危機的状況に直面する両者…連勝必須の三河はフィジカルで勝負

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■信州ブレイブウォリアーズvsシーホース三河(@ホワイトリング)

GAME1:4月29日13時30分 GAME2:4月30日15時5分

 苦しい台所事情のなかでも踏ん張っていた信州ブレイブウォリアーズだが、最も懸念されていた影響が前節、ついに出てしまった。広島ドラゴンフライズとの対戦で、GAME1は見事に勝利。先に3点を先制されたところから13-0のランで主導権を握ると、第3クォーターに再び13-0のランを見せ、第4クォーターの追い上げもかわしきった。影響が出たのはGAME2。ベンチ入り人数を充足できない状態に陥り、無念の試合中止となった。水曜開催の試合がないとはいえ、今節はまずチーム全体のコンディションが気になるところだ。

 一方、シーホース三河も前節はGAME2でベンチ入りが8人という危機的状況に陥ったにもかかわらず、横浜ビー・コルセアーズに対して相性の良さを発揮した。後半に25得点しか奪えなかったGAME1は黒星。インジュアリーリストから復帰したセドリック・シモンズも2得点に終わった。そして、GAME2はそのシモンズと長野誠史がベンチ入りできず、さらに苦しい戦いになるかと思われたが、ダバンテ・ガードナーが38得点と奮起し、最後までもつれる接戦を制した。

 サンロッカーズ渋谷の勝敗にもよるが、残り4試合を三河が全勝し、信州が全敗した場合、三河は中地区3位でシーズンを終えるチャンスがある。つまり、三河は直接対決となる今節の連勝がその大前提。信州のチーム状況を考えると、ガードナーを中心に、フィジカルを前面に押し出す体力勝負に持ち込むことが、勝利への近道になるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・信州(HC:勝久マイケル)
ドゥレイロン・バーンズ
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
ウィリアム・モズリー
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・三河(HC:鈴木貴美一)
中村太地
柏木真介
細谷将司
長野誠史
アンソニー・ローレンスⅡ
ブランドン・ジャワト
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー
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