【富山vs三遠】B2降格圏を脱出したい富山、アシスト増加中の小野龍猛が試合を支配できるか

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■富山グラウジーズvs三遠ネオフェニックス(@富山市総合体育館)

4月19日19時5分

 B1残留に向け、あとがない状況が続く富山グラウジーズは、横浜ビー・コルセアーズを撃破した前々節の勢いまま試合に臨みたかったところだが、前節GAME1は信州ブレイブウォリアーズに30点差をつけられる大敗。第1クォーターで12-30と劣勢に回ったのがすべてだった。GAME2も第2クォーターの31得点で波に乗ったはずが、第3クォーターの32失点でトーンダウン。しかし、第4クォーターも最終盤に2点差まで迫られながらしのぎきり、連敗を阻止した。滋賀レイクスと再び1ゲーム差となり、今節はB2降格圏再脱出を目指す。

 三遠ネオフェニックスも横浜BCとの前節はGAME1に敗戦。カイル・オクインが“トリプルダブル”を達成するなど随所にいいプレーもあったが、7点届かなかった。そのオクインがGAME2を欠場し、外国籍選手がアイゼイア・ヒックス1人という苦境に立たされたものの、細川一輝が3ポイントシュート6本を含む26得点と爆発。延長にもつれた熱戦を3点差で制した。残り7試合で5ゲーム差と、他力本願ながら中地区3位浮上はまだ可能だ。

 B2降格マジックが「7」となっている富山は、最後の2節の相手が川崎ブレイブサンダースと横浜BC。今節の三遠戦と次節の新潟アルビレックスBB戦は絶対に落とすことができない。第28節にも対戦したばかりの三遠には、そのGAME2で勝利。8得点8アシストで貢献した小野龍猛は、前節GAME2も10アシストをマークした。今節も小野の支配力が勝敗を分けることになるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・富山(HC代行:高岡大輔)
小野龍猛
ファイサンバ
飴谷由毅
野﨑由之
ブライス・ジョンソン※インジュアリーリスト
水戸健史
喜志永修斗※特別指定
浦野泰斗
松井啓十郎
上田隼輔
マイルズ・ヘソン
ノヴァー・ガドソン
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生
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