【三遠vs横浜BC】横浜BCはキング開が戦列復帰…チームを救う完全復活に期待がかかる

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■三遠ネオフェニックスvs横浜ビー・コルセアーズ(@豊橋市総合体育館)

GAME1:4月15日15時5分、GAME2:4月16日15時5分

 B1残留確定まであと1勝としていた三遠ネオフェニックスだったが、前節は新潟アルビレックスBBに黒星を喫する結果となってしまった。4点ビハインドで迎えた第3クォーターの立ち上がりに6点連取を許し、その後もシュートミスとターンオーバーを重ねる間に点差を広げられ、この10分間は12-28。第4クォーターはサーディ・ラベナを起点に反撃したが、第3クォーターに開いた点差を詰めるまでには至らなかった。これで5連敗となり、中地区3位までは5ゲーム差に開いた。

「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」進出が迫る横浜ビー・コルセアーズも、前節は敗戦した。第3クォーターまでに9点リードと優位に進めながら、B1残留がかかる富山グラウジーズの気迫に圧され、第4クォーター終盤の大事な時間帯にターンオーバーを連発。試合終了残り1分24秒に逆転されてしまった。試合全体を通じてもターンオーバーは21個と多く、ファウルトラブルも発生するなど課題の残る内容となったが、11アシストの森井健太を中心にパスは回り、須藤昂矢が自己最多の26得点をマークするなど、プラス材料もあった。

 何より、キング開が待望の復帰を果たしたことが、横浜BCにとって最も明るい話題だ。河村勇輝が出場できない今、ガードもこなせるキングの存在価値は非常に貴重。森井はもとより、状況に応じてハンドラーの役割を担ったデビン・オリバーの負担も減らすことができるキングが、今節に完全復活を宣言できるか。

文=吉川哲彦

■ロスター

・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

・横浜BC(HC:青木勇人)
パトリック・アウダ
河村勇輝
赤穂雷太
森川正明
チャールズ・ジャクソン
大庭岳輝
デビン・オリバー
森井健太
キング開
松崎裕樹
須藤昂矢
エドワード・モリス
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