【神戸スティーラーズ リーグワン第13節に向けて】 フィジカルバトルに真っ向勝負を挑み、今季初の花園開催試合で勝利を掴む。

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

前節でNECグリーンロケッツ東葛を59–26で撃破し、ボーナスポイントを獲得して勝ち点5を上乗せした神戸スティーラーズ。今節は、10勝1敗1分で2位につけるクボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦する。カンファレンスB、1巡目の戦いでは終盤に追い上げを見せるも、21–25で惜敗。相手はFWにパワフルな選手が顔を揃え、前回の対戦と同じくタフなゲームが予想されるが、神戸スティーラーズは、JD・シカリング、ジェラード・カウリートゥイオティという大型LOを2枚、前節でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたサウマキ アマナキをNo.8に据え、フィジカルバトルに勝負を挑む。リーグ戦も今節を含め、残すところあと4試合となった。神戸スティーラーズは、得失点差で8位につけるも、第12節終了時点で3チームが勝ち点「24」で並ぶ。1勝が順位に大きく響いてくる。前節で見せたようなアグレッシブなラグビーをやり続け、今季初となる花園での試合で勝利をもぎ取りたい。(取材日:2023年3月24日)

日本代表のヨーロッパ遠征から帰ってきて怪我をし、第9節から戦線復帰。ワールドカップイヤーということもあり、リーグ戦で良いパフォーマンスをし、ジェミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチにアピールしたいと意気込む。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

PR具 智元選手
今シーズン初スタメンとなります。これまでのキャリアで、あまり「18番」を付けることがなかったので、途中出場はペース配分が難しくて。昨シーズンの第5節以来の「3番」を任せてもらうことになったので、キックオフからスクラム、フィールドプレーで自分の良さを存分に発揮したいと思います。対戦相手のクボタスピアーズ船橋・東京ベイに関しては、FWが大きくて強いという印象があります。また、試合日は、雨の予報が出ていますので、ますますFWが頑張らないといけません。花園の芝は長く滑るので、ポイントも新品に変えて、全力で頑張ります!全員で声を出して、エナジーアップし、前節のように良い雰囲気を作って「神戸ラグビー」をして勝利します。

開幕戦から全試合に出場する。高校の先輩である坂手 淳史選手に憧れるという。 「坂手さんに追いつけ、追い越せという気持ちで、僕もいつか日本代表に入ることができるよう頑張ります!」と松岡。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

HO松岡 賢太選手 
今節はトイ面のマルコム・マークス選手を抑えることが鍵になってくると思います。スクラムでプレッシャーをかけるのはもちろん、圧倒的に僕より大きい相手に対して、運動量で勝り、低いタックルを80分間精度高く続けることで勢いを出させないようにチャレンジしていきます。特にスクラムは、前節でプレッシャーをかけることができたので、自信になっています。それをそのまま出したい!今季初の花園でのホストゲーム、大阪出身ですので、花園での試合は燃えます!開幕戦から試合経験を積み成長している姿を地元で見せることができるようにします。

前節はリザーブとなり、2試合ぶりのスタメンに「コーチ陣からの期待に応えたい」と闘志を燃やす。第7節から試合に出場し、「最初の頃よりもスペースが見えるようになってきました」と成長を感じている。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

CTB濱野 隼大選手
敗れた第10節、第11節は、ディフェンスの際に受けに回ってしまい、前節はリザーブになりました。今週は練習から前に出続け、体を張った良いディフェンスができています。今節は再びスタートから出場するチャンスをもらったので、80分間、チームにエナジーを与えられるようにします。クボタスピアーズ船橋・東京ベイは、僕自身はトレーニングマッチを含めて初めての対戦となります。現在2位と強いチームですが、ジュニア・ジャパンで一緒にプレーした選手も多いので、彼らに負けないようにしたいですし、チームとしても勝利できるように頑張ります。



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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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