NEC レッドロケッツ、V1女子ファイナルに進出するための絶対条件の”勝利”を掴む!

NECレッドロケッツ
チーム・協会

【NEC RED ROCKETS】

2022-23 DIVISION 1 WOMEN 。12チーム3回総当たり戦のV・レギュラーラウンドも終盤を迎えている中、NECレッドロケッツは、ジップアリーナ岡山での2連戦を戦い抜いた。
5位につけているNECレッドロケッツは残すところ5試合(3月11日時点)。4月8日(土)からに行われる”ファイナル4”に向けては”勝利”が絶対条件となる中、岡山の地で2連勝を挙げた。
大事な2戦を迎える中、初日はJTマーヴェラスとの1戦。
1セット目。 先週と変わり、セッターに内定選手の中川つかさがスタートに入る中、山内美咲の豪快なスパイク得点から試合がスタートした。

豪快にスパイクを決める山内美咲 【NEC RED ROCKETS】

続く古賀紗理那も中川の丁寧なトスを打ち切ると、島村春世と古谷ちなみのブロックが決まりチームは盛り上がる。
このまま勢いに乗りたいが、JTの攻撃も決まり点数の取り合いが続く。
12-11で迎えたテクニカルタイムアウト後、JTに連続得点を取られ、12-14となる。
16-17の場面で井上琴絵がコートに入ると、ガッツ溢れるナイスディグから古賀が決め、さらに連続して古賀のブロックポイントもあり、18-17と逆転に成功。

闘志あふれる古賀紗理那 【NEC RED ROCKETS】

しかしJTのサーブに崩され20-22と終盤先行される展開となってしまう。島村・古賀が奮闘するが、追いつけずに22-25で1セット目を落とした
2セット目。
古谷のバックアタックや島村のブロード攻撃で点数を重ねていく。古賀のナイスディグを古谷が決め切るなど良い流れではあるものの、連続得点を取ることが出来ずに11-12でテクニカルタイムアウトを迎える。サーブで崩される場面もあったが、島村の意地のスパイクとブロックで14-15と点差を縮める。

大事なところで決めきるベテラン島村春世 【NEC RED ROCKETS】

その後も島村や古谷が要所で決め、2枚替えで入った1年目の廣田あいも確実に決め、21-18と逆転・リードする。小島満菜美がナイスディグでチームを鼓舞し、25-20で2セット目を取り返した。

献身的で粘りのあるディフェンスでチームを支える小島満菜美 【NEC RED ROCKETS】

3セット目。
序盤、山内のスパイクや島村のブロックポイントで点数を重ねるが、JTの攻撃を止めることが出来ず、さらに自チームのミスもあり、7-7と拮抗した流れとなる。
中盤、点数の取り合いの展開になるが、古谷や上野香織が決めて点を取っていく。中川の丁寧なトスを山内がレフトからストレートへ決め、小島やリリーフレシーバーで入った井上のナイスディフェンスで流れにのりかけたが、JTも引くことなく16-17と逆転を許してしまう。だが、ここから山内のサーブでブレイクし、20-19逆転・リードする。その後JTのミスや古谷のスパイクで点数を重ね、最後は上野のクイックで25-22、3セット目も連取した。

落ち着いたプレーでチームを支える上野香織 【NEC RED ROCKETS】

4セット目。
古賀のインナースパイクや、山内のブロックをふき飛ばす勢いのあるスパイク、島村と絡めた古谷のバックアタックなど、中川の巧みなトスワークが決まり良い流れで点数を重ねる。
JTのレフトにも決められるが、良い形で12-7となりテクニカルタイムアウトを迎えた。
その後も、上野や廣田・山内が得点を取りリードする展開。

思い切りのプレーが光る廣田あいと、冷静なトスワークをする澤田由佳 【NEC RED ROCKETS】

20点以降点差を縮められるが、山内のスパイク、古賀のスパイク、そして古谷のスパイクが決まり、最後は島村のスパイクでマッチポイントを決めて25-20。
セットカウント3-1で勝利し、大きな19勝目を掴んだ。

この試合のVOMは古谷ちなみキャプテンが選出された。

VOMに選出された古谷ちなみキャプテン 【NEC RED ROCKETS】

勝利後の集合写真 【NEC RED ROCKETS】

翌日の岡山シーガルズ戦も3-1で勝利し、岡山大会を2連勝で飾った。
3月12日(日)の岡山シーガルズ戦の試合レビューはこちら▼

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■次戦
 日時:3月19日(日) 12:00~
 対戦相手:KUROBEアクアフェアリーズ
 会場:金沢市総合体育館

上位チームとの勝利差数はわずか1勝差。
来週の試合も勝利が必須条件となるNECレッドロケッツは、チームのスローガンである『輝(かがやく)~UNIGHT ALL ONE'S ENERGY~』を全員が体現するに違いない。

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著者プロフィール

V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子) に加盟する女子バレーボールチーム。日本リーグで優勝1回、Vリーグでは優勝7回、天皇杯・皇后杯1回、黒鷲旗でも2回の優勝実績がある。2021年、これまでの歴史を継承しながら、更なる進化を遂げるためチームのリブランディングを実施し、ホームタウンを神奈川県川崎エリア、東京エリアとした。チームのエンブレムであるロケット胴体部の三層のラインは、ロケットに搭乗しているチーム、サポーター、コミュニティを表現。チームに関わるすべての皆さまに愛され、必要とされる欠かせない存在になることを目指す。

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