【神戸スティーラーズ リーグワン第11節に向けて】今シーズン初の金曜ナイター。関東のSteel Matesに今節こそ勝利を届ける。

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

前節で東芝ブレイブルーパス東京に敗戦した神戸スティーラーズは、3月10日(金)東京・秩父宮ラグビー場にて、現在2連勝中のリコーブラックラムズ東京と対戦する。ともに4勝6敗。第10節終了時点で、得失点差でBR東京が7位と、神戸スティーラーズより1つ上の順位につける。リーグ戦は、残り6試合。神戸スティーラーズは、1つでも上の順位を目指し「一戦必勝」を掲げて全試合に臨む。今節はラン、パス、キックとすべてのスキルがハイレベルの元日本代表のラファエレ ティモシーがスタンドオフのポジションに入る。また、第9節でHIAの判定を受けたキャプテンの橋本 皓が戦線に復帰。さらに、前節は体調不良により欠場となったFWの要、マルセル・クッツェーがグラウンドに戻った。前節の戦いから中5日での試合となるが、Steel Matesの信頼を取り戻すため、自分たちのため、攻守で泥臭く、ひたむきに戦い、勝利を目指す。(取材日:2023年3月8日)

第9節埼玉WK戦でHIAの判定を受けたキャプテンの橋本。「コンディションは全く問題ありません」と話す。80分間誰よりも熱く激しいプレーでチームを牽引する。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL橋本 皓選手(キャプテン)
前節も後半10分まではタイトなゲームができたのですが、立て続けにトライを取られた後、BL東京の勢いに飲まれてしまい反則やミスが連続して起こってしまいました。こんな試合をしていたらいけない。今週は、たとえ相手に流れがいったとしても、そこで引かずに「勝ちたい」という気持ちを出し、自分たちのラグビーをやり続けようと話しました。相手がどこであれ関係ありません。僕たちはもう失うものがないので、チャレンジャーとしてただぶつかっていくだけです。キャプテンとして誰よりもハードワークし、プレーや声で、みんなを引っ張っていきます。

今シーズンのプレシーズンマッチ2試合でも司令塔を務めた。公式戦で『10番』を背負うのはコカ・コーラレッドスパークス時代の2017年度以来となる。負けられない一戦を前に入念な準備を重ねていた。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SO ラファエレ ティモシー選手 
2連敗中の負けられない試合でスタンドオフを任されて、プレッシャーを感じないといえば嘘になりますが、自分の役割を100%全うすることだけを考えて試合に臨みます。対戦するBR東京は、2連勝中で、調子も上がってきています。BKにも良い選手がいますので、攻撃の芽を摘み取って、BR東京のラグビーをさせないようにしないと。また、前節は、後半に自陣でプレーする時間が長かったので、80分間、うまくエリアマネジメントし、トライを取り切るところでスコアできるよう、精度高くプレーしたいと思います。

一緒に自主練習をすることも多かったCTB濱野 隼大の活躍に刺激を受け、トレーニングマッチでも好プレーを連発していた。ボールキャリーだけでなく、周りを活かすプレーも得意とする。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

CTB池永 玄太郎選手
昨シーズンの第14節以来の公式戦です。ようやくメンバーに入ることができ、緊張よりも試合に出られる嬉しさの方が大きいです。チームは、後半に入ってから失速する試合が続いています。ホルテンヘッドコーチからは、後半、フィールドに立ったら、体を張ったプレーと声で、チームにエナジーを与えてほしいと言われています。大事な役割を与えられていますので、しっかり果たしたいと思います。僕は、ヒーローになれるような選手ではないので、周りと連携しながら、パスやキャリーといった自分の仕事を全うし、勝利に貢献できるよう頑張ります!
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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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