芦屋の開設70周年記念28日開幕 レジェンドも推す羽野直也に期待
【(C)BOATRACE 羽野直也】
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また、2日目ドリーム戦1号艇(予定)の瓜生正義も初日は3Rと10Rの2走から始まり、主軸となる可能性が高い。
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昨年、若松周年(3月)と平和島周年(10月)を制したことでグランプリ(大村)に初出場。トライアルセカンド最終戦は大激戦となりファイナル進出にはわずかに届かなかったが、大いに存在感を示したといえる。
そのグランプリで優勝したのは白井英治。表彰セレモニーには今村豊さんの姿があったが、そのレジェンド今村豊さんが推すのが羽野直也だ。
「これから期待できるし、期待したいレーサー」というのである。
迷いなき果敢な戦いを追求してきた今村豊さんにとって、羽野直也の「的確な瞬時の判断」や「思い切りの良さ」が魅力なのだという。
そして、努力を怠らず精進してきた点も大きい。
新人時代から、その高いポテンシャルが評価されていたが、それを証明するかのように2017年10月にG1初タイトルを手にする。大村周年記念だった。
当然のことながら「羽野フィーバー」の様相となり多くが持ち上げたが、あにはからんやスランプに陥ってしまう。
モーター出しで苦戦続きとなったのだった。
その雌伏の期間、腐ることなく地道に努力した結果、2021年9月の徳山ヤングダービーV。優勝の瞬間の大粒の涙が苦しさを物語っていた。
そしてそれが昨年の活躍につながったのだ。
レジェンド・今村豊さんをして期待してしまうほどの逸材だが、決しておごることも卑下することもない羽野直也。その勝負の姿勢に期待したい。
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