【秋田vs大阪】2シーズンぶりの激突…大阪はオールラウンダー中山拓哉への対策が必要

B.LEAGUE
チーム・協会

【B.LEAGUE】

■秋田ノーザンハピネッツvs大阪エヴェッサ(@CNAアリーナ☆あきた)

GAME1:1月21日14時5分 GAME2:1月22日14時5分

 前節の秋田ノーザンハピネッツは、第1クォーターこそタイスコアだったが、第2クォーター以降は仙台89ERSを圧倒。B1では6シーズンぶりとなった“東北ダービー”の第1ラウンドを28点差の大勝で飾り、勝率5割に復帰した。第3クォーターを10失点にとどめ、最終的にも65失点に収めたディフェンスの勝利だが、攻めても中山拓哉の8アシストと大浦颯太の6アシストを筆頭に29アシストをマークし、ターンオーバーも8個に抑えて93得点。攻守両面でチーム力が光る試合運びだった。

 一方、新年早々に勝率5割に到達した大阪エヴェッサだが、前々節に続いて前節の京都ハンナリーズ戦も黒星を喫し、再び“借金”「2」を背負った。第2クォーターに0-9のランでリードを許して以降は、何度か詰め寄りながらも最後まで追いつくことができず、相手のペースを崩せないまま試合を進めてしまった格好。ディージェイ・ニュービルが3ポイントシュートを10本放って成功1本のみとブレーキになってしまったのも痛かったが、エリエット・ドンリーが今シーズン初の2ケタとなる15得点を挙げたことは光明だ。

“貯金”生活を目指す秋田と、“借金”完済を目論む大阪の激突は、昨シーズンは対戦がなかったため、今回は2シーズンぶりに相まみえることになる。前回の対戦では、中山のオールラウンドな活躍で秋田が連勝。リベンジしたい大阪としては、中山を自由にプレーさせないように対策を講じる必要があるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター

・秋田(HC代行:ケビン・ブラスウェル)
スティーブ・ザック
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
スタントン・キッド
ケレム・カンター
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
古川孝敏

・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

国内男子プロバスケットボールリーグのB.LEAGUE情報をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント