【A東京vs北海道】 A東京は“堅守”健在…連敗を止めたい北海道は寺園脩斗に期待

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■アルバルク東京vsレバンガ北海道(@国立代々木競技場 第一体育館)

GAME1:1月11日19時35分

 アルバルク東京は前節、川崎ブレイブサンダースとの強豪対決で2連勝を飾った。GAME1を75-64で制すると、GAME2ではB.LEAGUEクラブ主管試合最多入場者数を更新する9,555人の前で、88-73の勝利を収めた。鉄壁の防御で相手の強力オフェンスを封じ、2ケタのターンオーバーを誘発。吉井裕鷹のマイケル・ヤングジュニアに対する好守や、終盤も勝負強さも光った。

 今節のレバンガ北海道は東地区最下位であるが、ブロック・モータムやショーン・ロングなどのビッグマンは得点力に優れており、1試合平均得点はリーグ7位。A東京は、セバスチャン・サイズ、ライアン・ロシターを中心にディフェンスを固め、小酒部泰暉や藤永佳昭が相手ガード陣にプレッシャーをかけて、ミスを誘えるか。堅守から流れるようなオフェンスに転じれば、連勝更新が近づくだろう。

 対する北海道は、前節は大阪エヴェッサと好ゲームを演じたが、勝利をつかめなかった。GAME1は第2クォーターでミスが目立って失速し、反撃も及ばず83-91で敗戦。GAME2も後半、ディフェンスで挽回し、モータムとロングでインサイドを制圧したが、108-110で敗れた。勝負所で“4点プレー”を献上して延長戦に持ち込まれると、決勝点もファウルからフリースローを与えてしまった。

 これで4連敗のうち4点差以内の敗戦が3度目。強度の高いディフェンスと攻撃力で戦える時間帯を作れているだけに、前半の終わり方や、ゲームのクロージングといった重要な場面でミスやファウルをしない我慢の試合運びができるか。前節のGAME2で、28分37秒の出場で今シーズン最多16得点、ターンオーバー1個の司令塔、寺園脩斗には連敗ストップのキーマンとして期待したい。

文=大橋裕之

■ロスター

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
岡本飛竜
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
宇都宮陸 ※特別指定
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴 ※インジュアリーリスト
笹倉怜寿 ※インジュアリーリスト
アレックス・カーク
小酒部泰暉

・北海道(HC:佐古賢一)
橋本竜馬
ナナーダニエル弾
ドワイト・ラモス
寺園脩斗
アレックス・マーフィー
中野司
高橋耕陽
荒川颯
桜井良太
島谷怜※特別指定
ブロック・モータム
ショーン・ロング
デモン・ブルックス ※インジュアリーリスト
内藤耀悠 ※ユース育成特別枠
松下裕汰
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