【神戸スティーラーズ リーグワン第2節に向けて】 クリスマスイブの「関西ダービー」ホスト開幕戦でSteel Matesに今季初白星を捧げる

コベルコ神戸スティーラーズ
チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

開幕戦を30–39で落とした神戸スティーラーズは、ホスト開幕戦となる第2節で、今シーズンDIVISION1に昇格した花園近鉄ライナーズと対戦する。関西を拠点に活動する両チームの「関西ダービー」は、リーグ戦では2017年度以来5年ぶりのこと。花園Lは、初戦でGR東葛に34–36で敗れ、互いに今節で、今シーズン初勝利を目指す。花園Lは、豪州代表SOクウェイド・クーパーは怪我で不在であるものの、同代表キャップ110を誇るSHウィル・ゲニアが攻撃をリードする。11月19日のプレシーズンマッチでもゲニアに速攻を仕掛けられ、そこから立て続けにトライを奪われた。今節ではプレシーズンマッチでの学びをいかしたいところ。また、開幕戦では、ディフェンス面をはじめ多くの課題が出た。短期間ではあるが、良い準備をして、ワクワクする「神戸ラグビー」でSteel Matesに勝利をプレゼントする。(取材日:2022年12月22日)

開幕戦ではトライをマークした。次節はタックルでも魅せたい。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FL橋本 皓選手(キャプテン)
開幕戦に関しては、ゴール前でのラインアウトモールという課題が出ましたが、アタックがうまく機能するなど、ポジティブな面も多々ありました。特にボールを動かすというところは、プレシーズンと比べると随分と良くなってきています。ただ、リーグ戦でのスタートダッシュには失敗してしまったので、第2節は結果を出さないといけません。チームは勝ちに飢えていますので、この試合は必ず勝利したいと思います。また、花園Lのキャプテン野中 翔平選手は、高校の時の2学年後輩です。同じポジションで、良い選手ですが、試合に勝つのは、神戸です!

日本代表として強豪国との対戦を経て、周りとコミュニケーションを取りながら「スペースがよく見えるようになった」と成長を感じている。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

SO李 承信選手
初戦は、ミスや反則が多く出て、自分たちで流れを手放してしまいましたので、ホスト開幕戦では、規律を守って自分たちのラグビーを精度高くやり切りたい。今週の練習も、自分たちに矢印を向けて、神戸ラグビーをするというところにフォーカスをしてきました。昨シーズンは開幕2連敗を喫し、勢いを失ったという経験がありますので、その反省も踏まえて、今節は大事な試合になります。同じ関西を拠点に活動しているチーム同士でラグビー界を盛り上げつつ、最終的に僕たちが結果を出せるようにしたい。ホスト開幕戦でSteel Matesの前で神戸ラグビーをして強さを証明し、チームスローガン通り『信頼』を取り戻すことができるようにします。

クリスマスイブのホスト開幕戦で、スティーラーズキャップ100試合目を迎える。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FB山中 亮平選手
今節は、スティーラーズキャップ100試合目のゲームになります。その記念の試合をホームで迎えられることを嬉しく思います。これまでの試合の中で一番印象に残っているのは、「トップリーグ1stステージ2013」第2節九州電力キューデンヴォルテクス戦で途中出場し、ファーストタッチで初トライをマークしたことです(43対14で勝利)。神戸スティーラーズでの100試合目の試合も、もちろん勝利したい。特に開幕戦で敗れているので勝たないといけない。クリスマスイブですし、白星をSteel Matesにプレゼントできるようにします!
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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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