マンチェスター・シティはグアルディオラ監督の契約を2年延長。スペイン出身の名監督がシティで過ごした時間は、成功に満ちたものでした。過去5年間のプレミアリーグのうち4回の優勝を含め、これまでに11の主要トロフィーを獲得。全コンペティションを通じて、374試合中271試合に勝利し、72.4％という驚異的な勝率を記録しています。またチームは921ゴールを記録しており、1試合平均2.46ゴールのハイペースです。

　この374試合という数字は、1950年から1963年の間に587試合を指揮したレス・マクダウォール氏に次ぐもので、戦後最も長くシティを率いた監督の一人となりました。

　このニュースを受け、クラブのカルドゥーン・アル・ムバラク会長は次のように述べています。
「ペップがマンチェスター・シティ・フットボール・クラブと共に歩んでいくことを嬉しく思います。ペップはすでにマンチェスター・シティの成功と組織に多大な貢献をしており、彼の持つエネルギー、ハングリー精神、野心があれば、どんなことが可能になるのかと考えるとわくわくしますよ」

　グアルディオラは、2025年の夏までシティの監督を務めることへの喜びを語りました。
「さらに2年、マンチェスター・シティにいられることをとてもうれしく思っています。私を信頼してくれたクラブのみんなには、感謝の言葉が見つかりません。私はここで幸せだし、快適に過ごしています。自分の仕事を全うするために必要なものはすべて揃っているのです」

「このクラブの次の章は、今後10年間、素晴らしいものになると思っています。就任初日から、ここでの仕事に特別なものを感じていました。これ以上の場所はありません。これからもトロフィーのために戦い続けます」

　マンチェスター・シティのスタッフ一同、この場を借りてペップの新契約を祝福し、今後の彼の成功を祈っています。