【BOATRACE】深川真二が7年ぶりG1優勝へ! 菊地孝平、馬場貴也は賞金順位アッフ狙う G1びわこ大賞

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「G1開設70周年記念 びわこ大賞」(優勝賞金1000万円)は6日、滋賀県大津市のボートレースびわこで5日目が行われた。全国的に気温が下がった影響で、びわこも最高気温が20度前後とぐっと冷え込んだ。

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 そんな中で10〜12Rまで準優勝戦が行われた。10Rは馬場貴也【写真上】・是澤孝宏の地元コンビがワンツーを決めた。進入は枠なりの3対3。スリットは3コース磯部誠がコンマ06のトップスタートを放ったが、イン馬場もコンマ09で応戦。1マークは磯部が攻めあぐねたタイミングで、2コース是澤が磯部を止めながら外を握った。その隙に馬場が先マイし、是澤が2着キープと、地元両立。最内を差した谷野錬志が3着に食い込んだ。

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 準優11Rは菊地孝平【写真上】が逃げ切った。進入はこちらも3対3の枠なりで落ち着いた。スタート展示同様、3コース上野真之介がややスリットでへこんだが、他はほぼ横一線。菊地は難なく逃げて、他艇を突き放した。2着争いは、2コース守田俊介の差しが流れ、3コースから外を握った上野が、2マークで守田をさばいて2着。3着争いは守田が原田幸哉の追い上げを振り切った。

 準優12Rは深川真二【冒頭の写真】が力強く押し切った。進入は枠なり3対3。深川がコンマ07を決めたのに対し2、3コースがややへこんだ。それでも、1マークは4カド濱野谷憲吾のまくりを受け止めて、深川がパワフルに先マイ。2着争いは、2コース差しで粘った瓜生正義が2マークで最内差しの君島秀三をさばいた。3着争いは、長田頼宗が君島とのゴール前までの競り合いを制した。

 最終日12R優勝戦の枠番、メンバーは次の通り。

<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1枠 深川 真二(佐賀支部)
2枠 菊地 孝平(静岡支部)
3枠 馬場 貴也(滋賀支部)
4枠 是澤 孝宏(滋賀支部)
5枠 瓜生 正義(福岡支部)
6枠 上野真之介(佐賀支部)

 深川真二は予選トップ通過から準優を逃げ快勝。序盤からの力強さをキープし、スタートも切れてきた。優勝戦は2枠に、外に対してスタートで壁になる「絶好のガードマン」菊地孝平がいて、逃げやすい。深川は近況、SG(2回)やG2の制覇はあっても、G1優勝は2015年10月下関周年までさかのぼる。7年ぶりのG1制覇へ、最後も逃げに徹する。

 菊地は10月31日から30日間のフライング休みが待っている。6日時点の賞金ランクは10位で、グランプリ出場を当確とさせるには、残りのあっせんで結果が欲しい。2コース差しで突き抜ければ、グランプリ出場が一気に現実味を帯びる。こん身のハンドルで迫る。

 賞金面ではランク4位の馬場貴也にとっても、このファイナルは非常に重要だ。勝てば、賞金ランクが1位に浮上する可能性がある。2020年に続く地元周年2回目の制覇へ、シャープに切り込む。

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