【BOATRACE】稲田浩二が地元周年初優勝! 初のGP出場へ賞金16位に前進 G1尼崎センプルカップ

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 「G1尼崎センプルカップ 開設70周年記念」(優勝賞金1000万円)は1日、兵庫県尼崎市のボートレース尼崎で最終日が行われた。

 12R優勝戦は、ホーム向かい風が3メートル吹く中、1番人気の稲田浩二【冒頭の写真】がきっちりイン先制を果たした。G1は2020年9月の宮島周年以来となる3回目の制覇で、地元周年は待望の初優勝となった。これで来年3月の平和島SGクラシックの出場権を獲得。今年の獲得賞金は5370万円となり、ランキングは16位(1日現在)までジャンプアップ。年末の大村SGグランプリ出場が視野に入ってきた。2着は桐生順平、3着には椎名豊が入り、3連単は1-4-3で1240円の5番人気だった。

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 スタート展示、本番とも進入は123・456の3対3で落ち着いた。スリット隊形は2コース篠崎仁志、3コース椎名豊がともにゼロ台のスタートを決めた。これに対して、稲田浩二はコンマ14とやや仕掛け遅れた。厳しい態勢かに見えたが、1マークはインから冷静に先マイ。後続のもつれを尻目に押し切った。2着争いは、篠崎の差しが流れ、4カド桐生と差しに変化した椎名の争いへ。桐生はバックで内有利に差し伸びて2着に浮上。3着は椎名が篠崎の追い上げを封じた。

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 今節は実力者がパワー出しに苦しむ中、稲田は初日から力強い伸びを発揮して、的確に調整をマッチ。順調にポイントを重ね、予選トップ通過。準優は危なげなく逃げて、ファイナル1枠をものにした。「(優勝戦は)地元っていうので、プレッシャーが強かった。だいぶ失敗したと思ったけど、舟がよく返ってきてくれました」。勝っても表情は大きく崩さない。喜怒哀楽をあまり面に出さないタイプだが、レースはまさにアグレッシブ。とことん攻めに徹し、9月から今節を含めて4節走り、福岡、びわこG3、尼崎G1と怒濤(どとう)の3回優勝を決めた。

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 地元周年は待望の初優勝となった。「勝ってみると、いいものです」。獲得賞金ランキングは16位に浮上、年末のSGグランプリに関しては「調子が出てきたので、上げていきたいです」。次節は8日からの丸亀一般戦に出場予定で、11月には住之江G1高松宮記念のあっせんも入っている。さらなるマネーアップに向けて、稲田の挑戦は続く。

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