3勝を挙げた横浜FMが3年ぶりの優勝に向けて大きく前進。神戸が13位に浮上も、残留争いはさらに熾烈に【マンスリーレポート(9月):明治安田J1】

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明治安田生命J1リーグは、9月に第28節から30節までの3節分が行われた。延期となっていた試合やACL出場組の第26節の試合も行われたため、チームによって3〜5試合が消化されている。

最多5試合をこなした横浜FMは3勝2分と無敗で乗り切り、1勝2分1敗に終わった川崎Fをかわして首位に浮上。残り5試合の現時点で川崎Fとの差を5ポイントとしており、2019年以来の優勝に向けて大きく前進した。一方、3連覇を狙う川崎Fは29節に広島との上位対決をモノにしたものの、その後の2試合でともに勝ち切れず、苦しい状況に追い込まれている。

その川崎Fに敗れ、連勝が5で止まった広島は続く名古屋との試合も引き分けに終わり、優勝争いから一歩後退した。2勝1分1敗で勝点7を加算したC大阪は4位に浮上。この両者は10月22日に国立競技場で行われるルヴァンカップのファイナルに駒を進めている。

3引き分けの鹿島は5位に後退。同じく未勝利に終わった柏も6位に順位を下げている。

残留争いに目を向けると、2勝1分の札幌が14位から11位に浮上。8月は好調だった清水は、9月は1分2敗に終わり、再び苦しい状況に追い込まれている。福岡、湘南、京都は1勝を挙げるにとどまり、G大阪と磐田はともにひとつの勝利も挙げられずに降格圏に沈んでいる。

神戸は30節にG大阪との直接対決を劇的な逆転勝利でモノにするなど、9月は2勝1分1敗とし、8月終了時点の17位から13位に順位を上げている。

逆に浮上したのが神戸で、30節にG大阪との直接対決を劇的な逆転勝利でモノにするなど、9月は2勝1分1敗とし、8月終了時点の17位から13位に順位を上げている。もっとも12位の清水から17位のG大阪まで、勝点3差の中に6チームがひしめく大混戦となっており、過酷な残留争いは最後までもつれそうな気配だ。


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