【千葉J vs 大阪】新体制で迎える両軍、千葉Jは進化したディフェンスで好スタートを切りたい

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■千葉ジェッツ vs 大阪エヴェッサ(@船橋アリーナ)

第1戦:10月1日15時5分 第2戦:10月2日15時5分

 王座返り咲きを目指す千葉ジェッツのオープニングフライトは、4年ぶりに船橋アリーナから離陸する。

 今シーズンの千葉Jは、6年に渡りチームを率いた大野篤史ヘッドコーチが退任。指揮官を支えたスタッフ陣も入れ替わり、新HCには日本での実績のあるジョン・パトリック氏が就任した。

 しかし、選手の顔ぶれは昨シーズンとほぼ変わらず、西村文男や富樫勇樹、原修太らを筆頭に、加入1年目から躍動したジョン・ムーニー、クリストファー・スミスも残留。キャプテンの富樫も「ディフェンスの部分では練習から昨年より激しいプレッシャーで取り組んでいる」と口にしており、一層強度が増したディフェンスを披露してくれそうだ。

 開幕節で千葉Jの相手となる大阪も、マティアス・フィッシャー新HCを招へいし新たなスタートを切る。ガード陣では木下誠やディージェイ・ニュービルらに加え、昨シーズン平均5.5アシストを記録した鈴木達也も加わった。完全復活を目指す橋本拓哉も限られたプレータイムで起用される可能性もあり、千葉Jの堅守を打ち破る攻撃に期待したい。

 インサイドの攻防も勝敗を分けるポイントになりそうだ。千葉Jとしてはジョシュ・ダンカンが抜けた穴は決して小さくなく、ベテランではギャビン・エドワーズ、若手ではラシード ファラーズが存在感を示せるか。大阪としては竹内譲次、ショーン・オマラがファウルトラブルに陥ることなく、相手インサイド陣に対抗し続けたい。

文=小沼克年

■ロスター

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
ヴィック・ロー
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ
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