【信州 vs A東京】注目は両軍の攻撃、素早いオフェンスで主導権を握るのはどちらか

B.LEAGUE
チーム・協会

【B.LEAGUE】

■信州ブレイブウォリアーズ vs アルバルク東京(@ホワイトリング)

第1戦:10月1日14時 第2戦:10月2日15時5分

 昨シーズンはともにアウェーで開幕節を戦った信州ブレイブウォリアーズとアルバルク東京。2022ー23シーズンの第1節、A東京は引き続き敵地での戦いとなるが、信州は本拠地・ホワイトリングで初陣を迎える。

 昇格2年目の昨シーズン、信州はB1で5位となる1試合平均75.8失点を記録。勝久マイケルヘッドコーチが続投する今シーズンも、この堅守が生命線になることは間違いないだろう。

 一方で、さらなる上積みが必要となるのは得点力だ。昨シーズンの平均得点は22チーム中18位の77.7点。個の力では岡田侑大に加え、アウトサイドシュートを得意とする新戦力・サイモン拓海にも期待がかかるが、ポイントはいかにチーム全体で速い攻撃に持ち込めるか。A東京を破って好スタートを切るためにも、ボールを奪ってからの速攻、つまりは「堅守速攻」に注目したい。

 昨シーズンは、信州を上回る平均72.5失点を記録したA東京。開幕節は互いの堅守が光る“守り合い”を予想するファンも多いかもしれない。ただ、デイニアス・アドマイティス新HCがどんなバスケットを披露するかは未だベールに包まれており、指揮官は「オフェンスでは非常に速い展開を意識する」とも明かしている。

 その点を踏まえたうえでキープレーヤーとなるのは、ジャスティン・コブスだ。A東京の新たなポイントガードを担う背番号1が、素早い展開の中で自身の得点力とゲームメークをどこまで発揮できるか。日本でのデビュー戦でインパクトを残し、A東京を勝利へ導いてほしい。

文=小沼克年

■ロスター

・信州(HC:勝久マイケル)
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
生原秀将
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)
ジャスティン・コブス
藤永佳昭
吉井裕鷹
安藤周人
ザック・バランスキー
セバスチャン・サイズ
平岩玄
ライアン・ロシター
田中大貴
笹倉怜寿
アレックス・カーク
小酒部泰暉
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

国内男子プロバスケットボールリーグのB.LEAGUE情報をお届けします。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント