9月21日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと東北楽天のイースタン・リーグ公式戦、第18回戦は、13対0で東北楽天が勝利した。

　東北楽天は2回表、敵失策と四球により2死1、2塁の好機を得ると、入江大樹選手、マーキ選手、小郷裕哉選手の3者連続適時打で3点を先制。援護を受けた高田孝一投手は、6回まで1安打無四死球と、圧巻の投球を見せる。

　高田孝投手は、7回裏に1死から内野安打を浴び、続く打者を三振に仕留めたところで降板。後を受けた弓削隼人投手も三振を奪うと、8回表に打線が爆発した。

　敵失策と2四球で1死満塁から、オコエ瑠偉選手の適時打、堀内謙伍選手の2点適時打、釜元豪選手の押し出し四球で4得点を挙げると、横尾俊建選手の適時打に失策も絡み、スコアは9対0に。さらに黒川史陽選手にも2点適時打が生まれ、この回8得点を挙げた。

　以降は8回裏を福井優也投手がつなぐと、9回表にも暴投と捕逸で2点を追加。9回裏は福森耀真投手、渡邊佑樹投手の継投で締め、13対0で試合は終了した。勝利した東北楽天は、先発の高田孝投手が6.2回87球2安打7奪三振無失点で10勝目をマーク。打線も11安打で13得点を挙げた。

　一方敗れた千葉ロッテは、先発した東妻勇輔投手が2回51球3安打1四球3失点（自責点0）、横山陸人投手は0.1回3安打4四死球8失点（自責点7）と、課題が残る登板に。打線も和田康士朗選手、西川僚祐選手による2安打に終わり、守備でも3失策と精彩を欠いた。

　 １２３４５６７８９ 計
楽 ０３０００００８２ 13
ロ ０００００００００ ０

楽 ○高田孝一-弓削隼人-福井優也-福森耀真-渡邊佑樹
ロ ●東妻勇輔-土肥星也-秋山正雲-成田翔-横山陸人-八木彬-田中楓基-小沼健太