SG浜名湖ボートレースメモリアル予選最終日 得点率浮上を期す羽野直也

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE 羽野直也】

浜名湖で開催中のSG第68回ボートレースメモリアルは、きょう26日が4日目。予選最終日である。
参戦は52名。そのうち、前本泰和が途中帰郷し、51名となっている。その中から18名が準優勝戦に進出できる。
それを決めるのが「得点率」だ。
着順に応じた「得点」を合計し出走回数で割った値である。
点増しや減点の規定もあるが、6.00が予選クリアのボーダーとなることが多い。
3日目終了時点の「得点率」は以下のとおりだが、虎視眈々(こしたんたん)と上位を狙うメンバーが多いのが今大会の特徴でもある。
例えば、毒島誠や船岡洋一郎・原田篤志といった5.00組である(下図参照)。

【(C)BOATRACE浜名湖出走表より】

上記のほかに5.00組は山田哲也・海野康志郎・羽野直也・長田頼宗と4人もいる。
誰が抜け出すだろうか。注目される。

【©BOATRACE 羽野直也】

中でも2走の羽野直也【写真2枚】には大きなチャンスがある。
前半8Rは1号艇だからだ。

【©BOATRACE】

「まあまあな感じですね…」と前検日に語っていたが、好感触に至らず3日目を終えており「何か出ていない。伸びがない時の感覚…」と表情は渋い。
しかし、ここはコース有利にレースを進めることだろう。同じ5.00の毒島誠が怖いが、同体スタートから先マイするとみるのが基本推理。「皮算用」ながら、ここで1着を取ると5走30点。6.00に届くのである。

【©BOATRACE】

そして、最終12Rが待っている。
8Rで勝利した場合、3着以上が条件となりそうだ。

得点率上位の平本真之に対し、レース巧者の坪井康晴は差しハンドル。「押しがきた」守田俊介はリスク回避の外マイ。となれば羽野直也は得意の差し抜け狙い…と考えられる。
問題は、SGオーシャンカップを制し勢いバツグンの椎名豊(5号艇)が外にいること。
「伸びる感じがあって舟足には納得している」と語っているだけに脅威だ。スタートで後手に回ってはならない予選最終競走である。

果たして8Rを含めどういうレースになるのだろうか、興味は尽きない。

【©BOATRACE】

そんなワクワク・ドキドキの4日目を公式YouTubeが伝えてくれる。
ゲストは“人の長所を見つける”のを特技とする静岡県出身の織田奈那さん。14時からの配信が楽しみだ。

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント