SG浜名湖ボートレースメモリアル予選最終日 得点率浮上を期す羽野直也
【(C)BOATRACE 羽野直也】
参戦は52名。そのうち、前本泰和が途中帰郷し、51名となっている。その中から18名が準優勝戦に進出できる。
それを決めるのが「得点率」だ。
着順に応じた「得点」を合計し出走回数で割った値である。
点増しや減点の規定もあるが、6.00が予選クリアのボーダーとなることが多い。
3日目終了時点の「得点率」は以下のとおりだが、虎視眈々(こしたんたん)と上位を狙うメンバーが多いのが今大会の特徴でもある。
例えば、毒島誠や船岡洋一郎・原田篤志といった5.00組である(下図参照)。
【(C)BOATRACE浜名湖出走表より】
誰が抜け出すだろうか。注目される。
【©BOATRACE 羽野直也】
前半8Rは1号艇だからだ。
【©BOATRACE】
しかし、ここはコース有利にレースを進めることだろう。同じ5.00の毒島誠が怖いが、同体スタートから先マイするとみるのが基本推理。「皮算用」ながら、ここで1着を取ると5走30点。6.00に届くのである。
【©BOATRACE】
8Rで勝利した場合、3着以上が条件となりそうだ。
得点率上位の平本真之に対し、レース巧者の坪井康晴は差しハンドル。「押しがきた」守田俊介はリスク回避の外マイ。となれば羽野直也は得意の差し抜け狙い…と考えられる。
問題は、SGオーシャンカップを制し勢いバツグンの椎名豊(5号艇)が外にいること。
「伸びる感じがあって舟足には納得している」と語っているだけに脅威だ。スタートで後手に回ってはならない予選最終競走である。
果たして8Rを含めどういうレースになるのだろうか、興味は尽きない。
【©BOATRACE】
ゲストは“人の長所を見つける”のを特技とする静岡県出身の織田奈那さん。14時からの配信が楽しみだ。
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