児島お盆レースはあす18日優勝戦!落着きと安定感を武器とする村岡賢人
【(C)BOATRACE】
今大会は上位陣が着を堅守。乗れている者とそうでない者の明暗が分かれた感じだった。
そういう意味でファイナルは、流れやリズムのいいメンバーがそろった格好だ(下図参照)。
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茅原悠紀「ほんとうに普通。ここまで特別なことはしていないが、天候を見て…」
村岡賢人「出足寄りのバランス型。伸びも普通以上あると思う。2コースから」
立間充宏「いつもの児島より良かったので、何もしていない。出足系の舟足」
山本浩次「出足がいい仕上がり。伸びはこない。山口君の動きを考慮し作戦立てる」
妹尾忠幸「レース足がよく結果につながっている。優出メンバーで見劣ることはない」
山口達也「(準優はチルト1度でまくっていったが)伸びではなく出足を求める」
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本人は「伸びは求めていない」と断言するが、他のメンバーは「伸びてくると思うので…」と警戒している。
ベテランの山本浩次がコースを明言せず、マーク戦さえ匂わせているほどだ。
妹尾忠幸も山口の名を出し、レースのポイントに挙げている。
1号艇の茅原悠紀が人気の中心になろうが、奇想天外な出来事が起こるかもしれない。
そんな中で、「2コースから!」と答えたのが村岡賢人。
「難しいコースですが、差し切るなり、ツケマイにいくなりいろいろ考えながら調整していきたい」と、受け答えに迷いをまったく感じさせなかった。
優出6選手の中で、平均スタートタイミングはトップのコンマ12(6カ月平均)。
今大会はややバラツキがあるもののコンマ14平均に収めている。
鋭い踏み込みでアウト勢の動きを制限するとともに、先行逃げ切りを許さない冷静なターンを心がけることになる。
優勝こそないものの、昨年のお盆から児島では5連続優出となった。地元で最善を尽くす最終日だ。
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