美馬学が6.1回0封! 山口航輝の3ランで先制した千葉ロッテが降雨コールドで勝利【8/16 試合結果】

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 8月16日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと千葉ロッテの第19回戦は、4対0で千葉ロッテが勝利した。

 千葉ロッテの先発は、7月18日の福岡ソフトバンク戦以来の先発となった美馬学投手。2回裏までをわずか1安打に抑える素晴らしい立ち上がりを見せると、3回裏も3者凡退に切って取り、約1カ月のブランクを全く感じさせない投球を続ける。4回裏にも好調のオリックス上位打線を完璧に封じると、結局5回までを無失点にまとめる好投を披露した。

 一方の打線は、オリックスの先発・山岡泰輔投手の前になかなかチャンスを生み出せずにいたが、6回表に中村奨吾選手の安打、安田尚憲選手の四球で1死1,2塁とすると、5番に入った山口航輝選手が9号3ランを放ち、先制に成功。得点にこそ結びつかなったが後続も粘り強い打撃で出塁し、試合の主導権を握るイニングとなった。

 その後も美馬投手は好投を続け、6回裏も無失点でしのぐ。打線は7回表に1死満塁から安田選手の内野ゴロの間に1点を追加、リードを4点に広げた。美馬投手はその裏に1死から連打を浴び、1死1、3塁のピンチを迎えるが、ここで雨脚が強くなり試合中断。天候の回復は見込めず、そのまま降雨コールドで試合は終了した。

 勝利した千葉ロッテは、先発の美馬投手が6.1回5安打3奪三振無失点の快投で今季6勝目をマーク。打線では、山口選手が3ランを含む猛打賞、荻野貴司選手、高部選手、マーティン選手が2安打を記録した。

 一方敗れたオリックスは、先発の山岡投手が5.1回7安打2四球4奪三振3失点と粘りの投球で試合をつくるも、打線が散発5安打に終わり反撃のチャンスを生かせなかった。

  1234567  計
ロ 0000031  4
オ 0000000X 0

ロ ○美馬学
オ ●山岡泰輔-比嘉幹貴-宇田川優希

文・村井幸太郎
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