8月14日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第20回戦は、10対2でオリックスが快勝。チームは3カード連続の勝ち越しを決めた。

　オリックスは4回表、1死から宗佑磨選手が安打で出塁、続く紅林弘太郎選手の適時二塁打で1点を先取。なおもマッカーシー選手が安打を放ち、山足達也選手の適時打で2点目を挙げた。

　さらに伏見寅威選手も安打で続いて1死満塁と好機を拡大すると、福田周平選手に2点適時二塁打、中川圭太選手に2点適時打、2死から宗選手にも適時打が生まれ、この回7得点。5回表にも福田選手の2点適時打、中川圭選手の適時打で3点を追加した。

　先発のビドル投手は走者を背負いながらも要所を締める投球を披露。来日初先発のマウンドで5回2安打2四球5奪三振無失点と結果を残した。6回裏に2番手・村西良太投手が1点を失い、10対1で試合は終盤へ。

　8回裏に近藤大亮投手が今宮健太選手の3号ソロで1点を失ったが、大差は変わらず。9回裏を宇田川優希投手が締め、10対2で試合は終了した。

　勝利したオリックスは、ビドル投手が4勝目をマーク。打線では1番・福田選手が2安打4打点、2番・中川圭選手が4安打3打点2盗塁の活躍を見せた。一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発の和田毅投手が3.1回9安打6失点と乱調。後を受けた椎野新投手も1.2回5安打2四球4失点と崩れた。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０００７３００００ 10
ソ ０００００１０１０ ２

オ ○ビドル-村西良太-比嘉幹貴-近藤大亮-宇田川優希
ソ ●和田毅-椎野新-田中正義-泉圭輔-津森宥紀