プレミアリーグ第2節、開幕戦で勝利を挙げたマンチェスター・シティは、初のホーム戦で昇格組のボーンマスと対戦。プレミアリーグデビュー戦でいきなり2ゴールを記録したハーランドなどが先発に名を連ねた。

　序盤からチャンスを作り続けるシティは19分、ワンツーでの中央突破でギュンドアンが先制点。自身のマンチェスター・シティ通算50点目が貴重な先制点となった。また、ポストプレーを担ったハーランドのフィジカルの強さを称賛する声も見られた。

　続いては31分。デ・ブライネが、中央やや右寄りからドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、エリア内でアウトサイドシュート。ファーポストを巻くようなコースかつ、タイミングをずらされたシュートに相手GKは為す術もなく、シティに追加点がもたらされた。

　その僅か6分後には、デ・ブライネのゴールのラストパスを提供したフォーデンが、3点目をゲット。デ・ブライネが左サイドからカットインでバイタルエリアに侵入すると、2列目から飛び出してきたフォーデンにスルーパス。先日、バロンドール候補に選出された若きイングランド代表は、ワンタッチから素早いモーションで左足を振り抜き、決定的なゴールを記録した。

　ボーンマスの2本のシュートに対し12本、ボールポゼッションも69%と、圧倒的な試合運びでハーフタイムを迎えることに成功したシティ。後半の追加点はなかなか生まれなかったが、79分にカンセロの鋭いグラウンダークロスが相手の足に当たり、オウンゴールでスコアを4-0とした。

　ホーム初戦を4-0という大勝で飾り、ファンの期待に応えた昨季王者。失点差の関係からプレミアリーグの首位に暫定的に立ち、開幕からの2試合で6ゴール無失点の2連勝と、順調な滑り出しを見せている。

ゴール
1-0　シティ：ギュンドアン（19分）
2-0　シティ：デ・ブライネ（31分）
3-0　シティ：フォーデン（37分）
4-0　シティ：オウンゴール（79分）