【BOATRACE】オール愛知支部の蒲郡お盆レース 快速吉田裕平が優勝戦1枠へリーチ!

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE】

 ボートレース蒲郡の「日刊スポーツ杯争奪 納涼しぶきお盆特別選抜戦」(7日間開催)は12日、8・9・10・11Rで準優進出戦が行われた。この5日目を振り返ると南東からの左横風2メートルでオープニング。3Rからは東の追い風がベースだったが、11Rは左横風になり波乱の決着となった。決まり手はイン逃げが最多の6本だったが、差し、まくり差し、抜きがそれぞれ2本ずつ。配当面は17万円台の万舟券が1本、3連単の3ケタは4本だった。

【(C)BOATRACE】

 準優進出戦第一弾の8Rは、1号艇の岩瀬裕亮【写真上】がコンマ11を決めて準優一番乗りを果たした。「ペラ調整をはじめ部品交換もしてみたけど、体感が良くならないです」と勝っても笑みは少なく、「仕上がりもレース内容にも納得できません」と厳しい自己ジャッジだった。

 準優進出戦9Rは2コースの磯部誠がインの坂元浩仁を差し切った。「昨日(4日目8R)、2コースから失敗したので、その反省を生かすことができました」とニッコリの磯部。「もう伸びを求めても良くならないことは分かったので、ターン回りを強化していきました。その辺が良かったです」と同じ轍(てつ)を踏まないところがSG常連の底力だ。

 準優進出戦10Rは吉田裕平【冒頭の写真】がインから冷静に回って押し切った。「いい足してます。特にターンの出口がすごくいいです。節イチかどうかは分からないけど、上位なのは間違いないです」と説明した。

 準優進出戦ラストの11Rは大波乱が待っていた。4カドの中野夢斗がチルトを2度にハネてスロー勢を締め、6コースの鈴木智啓がまくり差しを届かせた。インからコンマ25で6着だった鈴木勝博は「4日目のインで失敗しているので、その反省を踏まえていい感じで起こせたけど…。行き足が落ちているのかな」と予選1位から準優へ駒を進めず唇をかんだ。

 勝った鈴木智啓は「ギヤケースをやって今節で一番良かったけど…」と本人もびっくりのまくり差しで17万円台の超ビッグ配当をたたき出した。その立役者ともなった中野夢斗は「チルト2度で伸びは完璧でした。ただ、出足はきつかったので準優はペラをたたき直すか、2度で行くか考えます」とメンバーとコンディションを考慮して臨む構えだ。

 開催6日目の13日は、9・10・11Rで準優勝戦が行われる。11R1枠の吉田裕平が準優進出戦1着で予選順位も上位なので、優勝戦ポールポジションに最も近い。

<蒲郡 6日目 9R 準優勝戦>
1枠 磯部  誠 (愛知支部)
2枠 鈴木 智啓 (愛知支部)
3枠 北川 潤二 (愛知支部)
4枠 杉山 裕也 (愛知支部)
5枠 宇佐見 淳 (愛知支部)
6枠 杉江 浩明 (愛知支部)

<蒲郡 6日目 10R 準優勝戦>
1枠 岩瀬 裕亮 (愛知支部)
2枠 坂元 浩仁 (愛知支部)
3枠 中野 夢斗 (愛知支部)
4枠 黒野 元基 (愛知支部)
5枠 河村  了 (愛知支部)
6枠 佐藤 博亮 (愛知支部)

<蒲郡 6日目 11R 準優勝戦>
1枠 吉田 裕平 (愛知支部)
2枠 柳沢  一 (愛知支部)
3枠 間野 兼礼 (愛知支部)
4枠 新美 恵一 (愛知支部)
5枠 仲口 博崇 (愛知支部)
6枠 黒柳 浩孝 (愛知支部)
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント