ラ・リーガ・サンタンデール、第1節プレビュー
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今季のラ・リーガ・サンタンデールは8月12日(金)の現地時間21時に行われるオサスナ対セビージャで幕を開ける。今夏セビージャからは守備の要ジエゴ・カルロスとジュール・クンデが移籍。代役として補強したマルコンは負傷中で、最終ラインに不安を抱えたまま初戦を迎えることになる。注目のイスコも今節は招集外で、新戦力の中では唯一アレックス・テレスにデビューの可能性がある。
一方、ヤゴバ・アラサテ体制5年目のオサスナは10位に入った昨季の主力を軒並み維持。既存のベースにモイ・ゴメス、ルベン・ペーニャら新戦力がうまくかみ合えば、昨季のように好スタートを切ることが期待できそうだ。
昨季の同カードは0ー0。今回はどちらのチームからシーズン第一号のゴールが生まれるか 【(C)LaLiga】
そして21時には4季ぶりのタイトル奪還を目指すバルセロナが登場。カンプノウでラージョ・バジェカーノを迎える一戦では、ロベルト・レバンドフスキやラフィーニャ、クンデら新戦力の公式戦デビューが期待される。ラージョには昨季ホームで痛恨の敗戦を喫しているだけに、シャビ・エルナンデス監督は必勝を期して臨むはずだ。
ディエゴ・マルティネス監督はグラナダを率いた2020/21シーズン以来、2季ぶりのラ・リーガ復帰戦となる 【(C)LaLiga】
スタートから指揮する今季は、シャビ監督にとって勝負の1年となる 【(C)LaLiga】
ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督のラ・リーガデビューに注目が集まるバレンシアは、ホームでジローナと対戦。昇格組のジローナでは、ニューヨーク・シティーからやってきたMLS得点王の “タティ” カステジャノスがクリスティアン・ストゥアーニと構成するストライカーコンビに期待がかかる。
昨季王者レアル・マドリーは、昨季のラ・リーガ・スマートバンクを制したアルメリアとのアウェー戦で開幕を迎える。8月10日に行われたUEFAスーパーカップではアイントラハト・フランクフルトを2ー0で破り、今季1冠目を獲得。カリム・ベンゼマ、ルカ・モドリッチらベテラン勢はコンディション、モチベーションとも衰える様子はなく、国内と欧州の双方で連覇を狙っている。
レアル・ソシエダで3季目を迎えたシルバ。プレシーズンマッチでは見られなかった久保との共演に期待が高まる 【(C)LaLiga】
レアル・マドリーはラ・リーガとチャンピオンズリーグを制した昨季の再現なるか 【(C)LaLiga】
アトレティコ・マドリーは敵地でヘタフェと対戦するハードなマドリーダービーで開幕を迎える。今夏はルイス・スアレスが退団した一方、アルバロ・モラタがレンタル先から復帰。さらにジョアン・フェリックス、アントワーヌ・グリーズマン、マテウス・クニャ、アンヘル・コレアらが揃う前線は欧州屈指の陣容だ。就任11シーズン目を迎えたディエゴ・シメオネ監督が彼らをどのように使いこなすのか、シーズン初戦の采配に注目したい。
第1節のラストを締めくくるのはベニト・ビジャマリンで行われるベティス対エルチェ。マヌエル・ペジェグリーニ監督の指揮下、2季連続で好成績を納めてきたベティスはナビル・フェキル、セルヒオ・カナレス、ボルハ・イグレシアスら主力のほとんどが残留。今季も国内外での躍進が期待されるだけに、エルチェとしては難しい開幕戦となりそうだ。
バルベルデ監督はアスレティックの監督として3度目のデビューを迎える 【(C)LaLiga】
アトレティコでのプレーは2019/20シーズン以来。モラタは再びシメオネ監督の信頼を勝ち取れるか 【(C)LaLiga】
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