ジャックルマロワ賞のレース傾向を分析!

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【2020年、2021年と連覇したパレスピア【Photo by Getty Images】】

フランスのマイル路線の最高峰レースと称される、G1ジャックルマロワ賞。
今年は日本からゴドルフィンマイルを制したバスラットレオンが参戦を予定している。出走馬レーティング及び過去10年のデータより、ジャックルマロワ賞のゲート番別、性齢別、単勝オッズ別、前走レース別のレース傾向を分析する。

【JRA-VAN Ver. World】

JRAが8月12日時点での情報を基に作成したレーティングでは、1位となったのはイギリスのインスパイラルで124、次いでアイルランドのステートオブレストが122となっている。日本から出走するバスラットレオンは115となっている。

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最も勝ち馬を輩出しているのが2番ゲートの3回、次いで6番ゲートと11番ゲートの2回となっている。昨年このレースを連覇したパレスピアも2020年に勝利した際は2番ゲートだった。連対率、3着内率にまで広げると4番ゲート、7番ゲートも好成績を収めている。

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最も勝ち数が多いのは3歳馬の5勝。4歳と5歳がそれぞれ3勝、2勝となっている。6歳以上は勝利を挙げておらず、苦戦傾向だ。人気が予想されるコロエバスも3歳。果たして過去の傾向通り勝利を収めることができるか?

セントジェームズパレスステークスを制し、人気が予想されるコロエバス 【Photo by Press Association】

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牡馬・セン馬が7勝を挙げているが、勝率、連対率、3着内率に広げると牝馬のほうが成績が良い。2018年は1着アルファセントーリ、3着ウィズユーいずれも牝馬だった。今年参戦のインスパイラルは果たしてどうか?

有力馬の一頭、牝馬のインスパイラル 【Photo by Press Association】

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単勝オッズ別成績。過去10年はすべて単勝10倍未満の馬が勝利している。連対率・3着内率に広げてみても、単勝10倍〜29.9倍の馬が入線するのみで、単勝30倍以上の馬は馬券圏内に絡んだことはない。2014年は単勝1.2倍を集めたキングマンが優勝しており、順当に人気馬が勝利する傾向のようだ。
※2018年はJRA発売オッズ、他の年は現地オッズ。

2014年は圧倒的な人気を集めたキングマンが優勝 【Photo by Getty Images】

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過去10年、1〜3着馬の前走レース別成績。クイーンアンステークス、サセックスステークス、モーリスドゲスト賞が2勝ずつを挙げている。他はヨーロッパ各国の様々な短距離レースから参戦している模様だ。

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最も勝利を挙げているのがイギリスの4勝。次いでフランスとアイルランドが3勝となっている。プリンスオブウェールズステークスの覇者ステートオブレストもアイルランドの馬。ヨーロッパ勢以外からの勝利はないが、日本から参戦するバスラットレオンは果たしてはどうか?

有力馬の一頭、アイルランドのステートオブレスト 【Photo by Press Association】

注:本ページの内容は、JRA-VAN Ver. Worldの情報を基に制作されております。
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