【BOATRACE】機スジ最高の田中豪が今節初1着へ! 永井彪也の逆転トップなるか!? 多摩川

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 ボートレース多摩川で開催中の「BTS大郷開設記念第24回大郷葉月杯」は、11日にシリーズ中日の3日目が終了した。今節の2強ともいえる秋山直之と永井彪也は、ともに順調な走りを見せている。両者成績は全くの同一で5戦3勝の2、3着が1回ずつ。点増しレースに秋山が1回多く乗った分、現在の得点は秋山がわずか1点リードという状況。得点率では秋山が9.40でトップ。永井が9.20で2位追走となっている。秋山は「全部がいいですよ!」と機力に太鼓判。

 一方の永井彪也【写真下】も「足は3日目も良かったですよ。いい伸びをしていたし、足は全体的に良かった。乗り心地もこの風(レース時は追い風2メートル)の割には良かったと思う。いい時の多摩川の感じになっている。これを崩さずにいきたいですね」と話し、ほぼ完調といったムードだ。

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 予選も残すところ、あと1日。2強の4日目の出走は、秋山が5R2枠、11R1枠の2回乗り。永井は6R3枠、12R1枠の2回乗り。今節の動きとメンバー構成からも互いに連勝十分という12日の予選最終日だ。どちらが予選首位通過を果たしシリーズリーダーとなるのか? 

 その2強を得点率で追っているのは作間章(3位)、田中豪(4位)【冒頭の写真】、梶野学志(5位)、今泉友吾(6位)ら。ここまでが現在のベスト6だ。準優1枠を目指して勝負駆けの面々だが、中でも田中はやはり注目株。相棒としている22号機は、5月19日から使用開始されて7節中、6優出2Vのエース機候補(初おろしから6連続優出)。田中は意外なことに今節5走の着順が2・2・2・2・3着という白星なしの成績。

 「こんな(1着を)並べておかしくなさそうな機で、この成績は恥ずかしい…」と苦い表情の田中豪だが、レースぶりは決して悪くない。「パンチをつけようとすれば、もっとつく機なのかも。準優とか勝負どころになったら、そういう調整も考えるかも、ですよ」と今後の調整面について語った。現状でもストレート系を中心にピット内では評判の足。さらならる上積み、気配変わりも秘めるモーターだ。展示からしっかりその動きをチェックしたい1人。4日目は2R4枠、10R1枠で登場する。
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