【ガンバレ☆プロレス】入江茂弘がガンバレ無差別級王者・今成夢人からの指名でタイトル挑戦!「全力で気持ちをぶつけてきてほしい」

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【GanPro】

スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者・今成夢人から指名される形で8・13後楽園ホール大会での同王座挑戦が決定した入江茂弘。2020年10・6後楽園ホール大会のメインイベントでは対戦した今成への不甲斐なさから「後楽園のメインに立つべきではない」と辛らつな言葉を残していたが、それから約2年経った今の心境はどうか?

2020年10・6後楽園ホール大会で今成の不甲斐なさから突き飛ばす入江 【GanPro】

――スポットで参戦しているガンバレ☆プロレスにシングル王座ができた時、どう思いましたか。
入江 自分は何の大会でも自分がショーを盗んでやるという気持ちでやっています。ベルトができたと聞いて、僕も狙うことができるチャンスが欲しかったし、現実的な話をするとフリーなのでベルトを獲ることは、一番安定された仕事取るということなんです。フリーはやはり勝ち続けないと仕事が取れない、ご飯が食べていけないことになる。現に全日本プロレスで世界タッグが獲れなかったら何ヵ月もオファーがない。プロレスのキャリアだけでなく、自分の生活にも関わってくるので、ベルトはそういう意味でもフリーのレスラーには大事なものです。ガンバレ☆プロレスは育ててくれたDDTから離れたけど何か繋がっている場所でもあった。そこで何か結果を残したいというのはあった。
――今成から指名されての王座挑戦になる。
入江 僕はデビューしてからずっと「タチムカウ」をモットーにやっているので。2020年10月の後楽園から今成さんは僕のことをずっと避けていた。僕と対戦すると目が泳いだり、苦手意識をすごく感じていたので。その人から指名されたことに驚いています。
――その2020年10月の後楽園では、石井慧介選手とのタッグで大谷晋二郎&今成夢人組と対戦して、その試合後には「アイツは後楽園のメインに立てない」「石井と入江の前に立つ資格はない」と厳しい言葉を残した。
入江 本心ですね。僕はあの対戦をすごく楽しみにしてて。一番信頼できるパートナーの石井慧介がいて、僕の尊敬する大谷晋二郎さんがいて、それで後楽園のメインで試合をするとなった時に、今成さんに期待をしていたからだと思うんです。その期待に達するどころかもっともっと下回ってしまった。だから本心でああいう言葉が出てしまったんだと思う。僕は基本的にああいう厳しい言葉は言わないし、このキャリアでもないんですけど、思い入れの強かったカードだったので、今成さんの不甲斐なさをすごく感じてああいう言葉が出てしまった。
――それだけ今成選手に期待していた。
入江 そうですね。すごく期待していました。
――その時、今成選手に足りなかったものは?
入江 やっぱり経験不足じゃないですか。
――横にいる大谷選手との差を感じてしまった。
入江 すごい差を感じましたね。たぶん今成さんも大谷さんの横に立つことで舞い上がっていたと思うんですよ。お揃いのジャンパーを着て入場して。でも大谷さんにはなれないし、そういう点で何か「こうじゃないよ」と思う点がいっぱいありました。
――だからこそ挑戦者に指名されたことは驚いたと。
入江(今成が)僕に苦手意識を持っている、なるべくなら避けていきたい相手なのかと思っていたので。そこに「挑む」と言ってきたということは、あの時の自分とは違うという自信もあるんでしょうし、それなりにたくさん経験を積んできたから、そういう気持ちが芽生えたのかなと思います。
――以前の今成選手から変化を感じる?
入江 大田区もそうですし、ここ最近の試合を見て今成選手はガンバレ☆プロレスを引っ張っていかなきゃいけない、自分がトップだという意識が芽生えていると思いました。この前、大家(健)さんがコロナで欠場した時(7・30豊中)も、自分がどうにかしないといけないという気持ちをすごく感じました。だから試合がすごく楽しみです。
――そういう心境の変化は技や肉体に現れる?
入江 体は大きくなってますよね。技は正直なんでもいいと思う。気持ちさえあれば何でもいいんです。それがガンプロじゃないですか。だから全力で気持ちをぶつけてきてほしいし、全力できてくれたら、僕も全力で応えるから。
――どういう試合になると思う?
入江 お互いに気持ちを思い切りぶつけられる試合になれば。どっちが勝とうが負けようが、気持ちを思い切りぶつけたい。気持ちや気合いが溢れる、今成さんの人間味を思い切り出して欲しいし、僕もそれに応えるので、そういう試合をしたいです。

7・30豊中大会で入江は王者を前に「覚悟して挑んでこい!」と言い放った 【GANPRO】

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著者プロフィール

ガンバレ☆プロレス(ガンプロ)は、2013年に旗揚げされたプロレス団体です。代表を務める大家健「プロレスをもう一度メジャースポーツにしたい」という信念のもと、叱咤激励しながら聖地・16年に後楽園ホールに初進出し、22年には大田区総合体育館大会を成功させました。挫折した選手、くすぶっている選手が再起をかけて、あるいは居場所を求めて集まってくるリングから生み出される熱すぎる人間ドラマはガンプロの大きな魅力となっております。

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