岡島豪郎が土壇場でチームを救う同点弾! 延長戦を制した東北楽天が3位浮上【8/10 試合結果】

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 8月10日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第16回戦は、2対1で東北楽天が逆転勝利を収め、3位に浮上した。

 東北楽天は、辛島航投手が先発。初回に四球と安打で1死1、2塁のピンチを招いたが、吉田正尚選手、杉本裕太郎選手を抑え無失点で切り抜ける。2回から4回までは安打すら許さず、アウトを積み重ねた。

 好投する辛島投手を援護したい打線は、相手先発・山本由伸投手の前に沈黙。なんとか得点圏までは走者を進めるも、決定打が出ず無得点が続く。

 5回裏に適時打で1点を失った辛島投手はこの回限りで降板。6回以降は宋家豪投手、ブセニッツ投手がでつないだ。8回裏、2死満塁のピンチを背負った宮森智志投手も、宗佑磨選手を空振り三振に打ち取り追加点を阻止する。

 1点ビハインドのまま迎えた9回表、1死走者なしから、岡島豪郎選手の打球は高々と舞い上がり、ライトスタンドへ。値千金の2号同点ソロで試合を振り出しに戻し、延長戦へと持ち込んだ。

 10回表、渡邊佳明選手の安打などで2死満塁とした東北楽天は、押し出し四球で勝ち越しに成功する。10回裏には守護神の松井裕樹投手が登板。先頭打者に安打を浴びるなど、1死1、2塁とされたが、後続を連続三振に打ち取り2対1で試合終了。

 東北楽天は、先発した辛島投手が5回82球4安打6奪三振1四球1失点と、走者を出しながらも粘りの投球を見せた。打線では、同点弾の岡島豪郎選手がマルチ安打と活躍した。

 オリックスは、先発の山本投手が8回115球5安打11奪三振無失点。4試合ぶりの2桁奪三振も記録する快投を見せたが、守護神の平野佳寿投手が痛恨の同点弾を被弾し、11勝目とはならなかった。

  12345678910 計
楽 0000000011 2
オ 0000100000 1

楽 辛島航-宋家豪-ブセニッツ-宮森智志-○西口直人-S松井裕樹
オ 山本由伸-平野佳寿-●ワゲスパック

文・吉村穂乃香
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