セレッソ大阪【ルヴァンカップQF 第2戦 川崎vs.C大阪】川崎との今季4度目の対戦。得点への意識を強く持って最後まで戦い抜き、準決勝進出を目指す

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【CEREZO OSAKA】

会心の勝利を収めた明治安田生命J1リーグ第24節、ヴィッセル神戸戦から中3日、セレッソ大阪は、直近のホーム3連戦からアウェイに移動し、JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・第2戦、川崎フロンターレとの一戦に挑む。真夏の公式戦5連戦の4試合目、チームの総合力、底力を発揮し、準決勝進出を果たしたい。

ホームでの第1戦では、序盤から川崎ゴールに襲い掛かったセレッソ。幾度となくチャンスを作ったが、そこで仕留め切れずにいると、川崎にワンチャンスを生かされ、先制を許す展開に。ただし、後半、GKキム ジンヒョンのビッグセーブで2失点目は防ぐと、89分に山中亮輔のクロスからアダム タガートが起死回生の同点ゴール。価値ある引き分けに持ち込んだ。「1点は取られたけど、第2戦もあるので、2失点目は絶対に避けたかった。最後に追い付けて、結果にもつながったので、良かった」と、試合後に殊勲の守護神も振り返ったように、川崎のアウェイゴールを1点でしのいだことは、必ずやこの第2戦につながっていく。

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ルヴァンカップ準々決勝・第1戦から中2日で迎えた直近のリーグ戦では、攻守に相手を圧倒し、3-0でヴィッセル神戸を一蹴。アダム タガートの公式戦2試合連続ゴール、鈴木徳真のJ1初ゴール、加藤陸次樹のバースデーゴールで3得点を奪い、リーグ戦6試合連続複数得点を記録すると、守ってもリーグ戦2試合連続の無失点を達成。攻守ともに調子は上向きだ。「チーム状態としては相当いい。お互い、いいチーム状況で迎える試合なので、素晴らしい試合になると思う」と、山中もこの一戦に向けて話すように、セレッソとしても川崎相手に臆することなく、自信を持って臨めるだろう。勝ち抜けに向けた条件を確認しておくと、セレッソは、勝てば突破、2点以上を取っての引き分けでも突破、第1戦と同様に1-1で終われば、30分(前後半各15分)の延長戦となる。(延長戦ではアウェイゴールルールは適用されない)。それでも決まらなければ、PK戦に突入する。いずれにしても、無得点では敗退となるだけに、「得点を取ることを意識してやりたい。いつも通り、アグレッシブに前からいければ」と山中も試合を展望する。

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第1戦では、試合終了時に多くの選手がピッチに突っ伏すなど、互いに力を振り絞ったゲームとなった。第2戦に向けて、「いつも通りですが、より気持ちを強く持って戦わないといけない」と高橋大輔コーチもメンタル面に言及したが、最後は気力の部分も勝敗を分けるポイントになる。試合終了の笛が鳴るその瞬間まで、チーム全員で戦い抜き、タイトルへ一歩近づく準決勝進出を果たしたい。
(文=小田尚史)
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