KMSKデインズ スタッフレポート 〜シーズン開幕へ向けて〜

KMSKデインズ
チーム・協会

【(C) KMSK Deinze】

ー ベルギープロリーグ2部所属 KMSKデインズについて、欧州現地からのリアルタイムな雑観をスタッフよりお届けします ー

昨日最後のプレシーズンマッチを終え、いよいよ来週末にはベルギー2部リーグも開幕を迎えます。7戦あったプレシーズンマッチを5勝2敗で終え、地元ファンの期待も徐々に高まってきているのを感じます。

今季からベルギー2部リーグはレギュレーションが大きく変わり、今まで8チームで戦っていたところに4クラブからセカンドチームが加わり、合計12チームでリーグ戦を戦うことになります。先日クラブ・ブルージュへの電撃移籍が話題となった本間至恩選手はまずセカンドチームであるクラブNXTでプレーすると噂されており、クラブNXTもこの2部リーグに所属するためデインズとの対戦も控えます。

リーグ戦がない間クラブの人たちって何してるの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はこの準備期間もみんな大忙し。夏のマーケットが開いている間は選手移籍も絶え間なく、他にも新シーズンユニフォーム発表やファンイベントなど、話題は盛りだくさんです。トップクラブ以外は、限られたスタッフ人数でオーガナイズしないといけないのはどこの国のリーグも同じ。通常欧州は7〜8月にかけてバケーション真っ只中ですが、それを横目に羨ましく眺めながら開幕に備えます(もちろん、順番でスタッフも夏休みを取ります!笑)。

【(C) KMSK Deinze】

オフ期間の目玉イベントの一つとして、先日はアカデミーのトーナメントも行いました。デインズも5歳以降各年代のアカデミーチームを持っており、プロ選手を目指す子どもたちで練習場は賑わいます。今年よりトップチームとの交流強化も図っており、白石監督も挨拶に回ったり、トップチーム所属選手が子どもたちとのサッカーに参加したりと、アカデミー生の親御さんも含めて良き交流ができた一日となりました。多国籍チームがゆえに子どもたちとの交流時も色んな言語が飛び交い、サッカーを通して世界を感じられる、素晴らしい環境だなとしみじみしました。

それではまた開幕後に!

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著者プロフィール

1926年に設立されたベルギープロリーグ2部所属の歴史あるサッカークラブ。ホームタウンであるデインズ市は約4万5千人の人口を抱え、東フランダース地域にある富裕層が多く住む地域として知られています。2019-20シーズンにベルギープロリーグ2部への昇格を果たし、2021-22シーズンは4位(8クラブ中)でシーズン終了と健闘しました。新スタジアム建設計画を発表するなど、急成長を遂げているクラブです。2022年2月よりACA Football Partnersがオーナーとなり、グローバルレベルでの業務提携も積極的に進めながら、ビジネス及びスポーツ面でのさらなる発展を目指します。

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